メニュー

2018.07.19

夏服の悩みを解消する洗濯講座【番外編】~頑固なシミ・汚れ~

KenCoM編集部

記事画像

前回・前々回の記事で、お洗濯マイスターの大貫和泉さんに夏の洋服について、汗・ニオイ・黄ばみを解消するための洗濯やおしゃれ着の洗い方をご紹介しました。

その中で、さらに日常的に気になる、食べこぼしによるシミや、一度つくと落ちにくい血液や泥などの汚れの落とし方についても教えていただきました!

目からうろこのテクニックが満載!必見です!

日常生活でつく服の汚れをお洗濯で解消する

大貫さん「日常生活の中で、ふとした瞬間につけてしまった服の汚れ。頑固でしつこいものを中心にその取り方をご紹介しますね」

食べ物のシミを落とす方法!

記事画像

前処理:濡れティッシュでつまみ取る!

大貫さん「食べ物が服についてしまい、染みになってしまうことってありますよね。そんなときの対処法は、まず固形物をティッシュでつまみとります。次に濡れたティッシュなどを使って汚れをつまみ取るようにします。そのあと、乾いたティッシュで押さえて水分をとり、自然乾燥させましょう。

よく上からトントンと叩くのがいいという話もありますが、実はこれは間違い!上から叩くと服の奥にどんどん入り込んで取れにくくなります。叩くならば、服の裏側から!」

洗濯方法:液体酸素系漂白剤を汚れに直接塗布する

大貫さん「食べ物のシミ汚れには、液体酸素系漂白剤を直接塗布します。量は、その汚れ部分に液体酸素系漂白剤が染み込む程度でOKです。それをそのまま洗濯機の中に入れて他の衣類と一緒に洗濯しましょう!」

血液を落とす方法!

記事画像

前処理:「水」で予洗いする!

大貫さん「怪我をしたときや、女性ならば生理期間中などに気になるのが、血液による汚れ。一度ついてしまうとなかなか落ちにくいもので、お気に入りのアイテムをダメにしてしまった方も多いのではないでしょうか。まずは水で予洗いすることです。これは、血液に酸素系漂白剤をつけてしまうと黒ずみになってしまうことがあるので、まずは水で洗い流せるところまで落としておくのが正解!

やってはいけないのは、お湯で予洗いすることです。血液はタンパク質です。例えば卵をイメージすると分かりやすいかと思うのですが、お湯に浸してしてしまうと固まってしまい、取れにくくなりますので、要注意!」

落とし方:酸素系漂白剤や洗剤を直接塗布する

大貫さん「予洗いをしたら、次は液体酸素系漂白剤や液体洗剤を汚れ部分に直接塗布し、洗濯機で洗濯をしましょう!」

泥汚れを落とす方法!

記事画像

前処理:最初に水洗いはしないで!

大貫さん「泥汚れが付くと、まずはみなさん水で予洗いをしてから洗剤をつけるという方が多いと思うのですが、実はこれは逆効果!

泥の汚れは、水洗いをしてしまうとより繊維の奥深くに入りこんでしまい落ちにくくなるんです。まずは衣類についた泥汚れを乾いた状態ではたいて、できるだけ土や砂を落としておきます。

落とし方:洗剤を汚れに直接塗布する

大貫さん「泥汚れには液体洗剤を直接塗布します。この時点では洋服は乾いている状態だと思います。つけおきをする必要はないので、直接塗布したら水洗いをしてから洗濯機に入れるか、そのまま洗濯機に入れて洗濯しましょう」

目立つ汚れは前処理+直接塗布が有効!

目立つ汚れについては、前処理が大切なのですね。

また、シミや汚れ専用の部分洗い剤を使ったり、特に目立つ汚れには液体酸素系漂白剤を直塗りすることもおすすめなのだそうです。

染みや汚れが付いてしまった服を今まで諦めていたという方も、まずはこのお洗濯方法を試してみてください!

大切なアイテムが少しでも長く着られるようになったら、嬉しいですよね。

監修者プロフィール

記事画像

■大貫和泉(おおぬき・いずみ)さん
ライオンお洗濯マイスター/消費生活アドバイザー/繊維製品品質管理士/健康予防管理専門士

洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わる。また、2児の母親としての経験と研究活動を融合し、日々のお洗濯に役立つ情報をお伝えている。

(撮影・取材・文/KenCoM編集部)

この記事に関連するキーワード