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2018.06.09

スタミナUPや筋力強化の手助けに!ギリシャ風串焼き"スブラキ"【身体が変わる!10分レシピ#41】

KenCoM公式:料理研究家・りんひろこ

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今回は「筋力やスタミナUPの助けになる料理」です。
最近世界的にも注目されている地中海地方の食ですが、特にギリシャ料理はここ最近、欧米で人気の料理の一つになっています。そんなギリシャ料理に欠かせないスパイスが「オレガノ」です。日本の「大葉」のように、いろんな料理に使われています。
「オレガノ」は古くからギリシャ、イタリアなどで薬として使われていたこともあるほど、抗菌性や抗酸化作用に優れています。

このオレガノとオリーブオイルに豚肉を漬け込み、串焼きにしたシンプルな料理が「スブラキ」といい、ギリシャの街角でよく見かける定番のファストフードです。
今回は、このスブラキを作ってみましょう!

ギリシャのファストフードは豪快串焼き!

オレガノは、最近では日本でもスーパーで簡単に手に入るようになりました。
豚肉はオリーブオイルでもみこむことで香りがよくなり、表面もコーティングされるのでジューシーに仕上がります。

漬け込む時間がない時は、もも肉ではなくロース肉を使えば、すぐに柔らかい串焼きに焼き上げることができますよ。

【材料】(2〜3人分・5〜6串)

・豚もも肉orロース肉(ブロック) 250~300g

A
・オリーブオイル 大さじ1
・オレガノ(乾燥) 小さじ1
・にんにく(すりおろし) 1片分(小さじ1)
・塩 小さじ1/2
・レモン汁 大さじ1

・トマトやレタス、ベビーリーフなどつけ合わせの野菜 適量
・レモン(くし形切り・あれば) 1/2個程度
・ヨーグルト(あれば) 適量
・塩(あれば) 少々
・ピタパン、ピザ用パン、トルティーヤなどのパン類(あれば) 5〜6個

【作り方】

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1: 豚肉は小さめのひと口大に切る。付け合わせの野菜もひと口大に切っておく。

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竹串は水につけておく(こうすると焦げにくい)。

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2: ビニール袋かジッパー付き袋にAの漬け汁を入れて、1の豚肉を入れてもみこむ。もも肉など硬い肉の場合は、この状態で1時間~1晩つけておくと柔らかくなる。ロース肉であればすぐに焼いても大丈夫。

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3: 1の湿らせた竹串に2の漬けた豚肉を差していき、魚焼きグリルに並べる。

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竹串が焦げないように上からアルミホイルをかぶせ、中~強火で片面4〜5分ずつ焼いて焦げ目がついたら出来上がり。(フライパンで焼いてもOK)

串からそのままでも、パンにはさんでもOK

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完成したスブラキは、器に盛り付け、そのまま食べても美味しいです。
ですが、ピタパンやトルティーヤなどに野菜とともにはさんで、塩ヨーグルトソースなどをかけて食べても、一風変わった風味で楽しめますよ。

≪塩ヨーグルトソース≫

ヨーグルトをコーヒーフィルターなどで濾して水けを少し切り、塩少々を加えて混ぜたもの。
塩ヨーグルトソースを添えたスブラキは、本格的なギリシャ料理の味わいになりますよ。

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著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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