歩く、即、凹む。プロポーションを整える歩き方！

多くの人が無意識に行っているウォーキングですが、少し意識するだけで腹筋を引き締める効果があるってご存知でしたか？
日々の活動がフッキン運動に変わる素晴らしい方法を、トレーナーのTedさんにお伺いしました。

知れば、今日から実践できますよ！

お腹が凹む歩き方と聞くと、どんなに特別な歩き方かと身構えてしまうかもしれませんね。ですが、そんなに難しいものではありません。
ちょっとしたコツさえ知っていればすぐにできるものなのです。
今回は普通の歩き方と比較しながらご紹介しましょう。

多くの人がしている歩き方は、まず立ち姿勢から腹凹ウォークとは違います。
まず正面から見たとき、足が腰幅に開いています。また、横から見ると顎が出て、やや猫背になっているのが特徴です。
これではお腹に力を入れようにも、入りませんよね。
また、お尻を触ってみてください。力が入っていないのがわかると思います。

ややガニ股で足を前に出すことになります。つま先は外側に向いていることが多いでしょう。特に靴のかかと外側が削れている人はこの傾向が強いです。
横から見ると、足がやや曲がっており、頭が少し前に出てしまっているのがわかります。

かかとをつけて、背筋を伸ばします。やや内腿を意識すると立ちやすいはずです。
そこから、顎を引きましょう。横から見るとわかりやすいですが、背筋が自然な湾曲になります。

一本のライン上を進むつもりで足を出して歩きましょう。歩幅は、肩幅程度にするのがベスト。足と足の間が直角三角形の形になっていればほぼ肩幅です。腕は後ろに引くことを意識すると、姿勢が乱れません。
この歩き方をしてもらうとわかりますが、自然にお尻と内腿に力が入るため、インナーマッスルが鍛えられます。結果として、お腹が引き締まってきますよ。

腹凹ウォークはお腹を引き締めるだけでなく、バストアップや内腿を引き締めての美脚効果も期待できます。
歩き方も美しくなるので、今より一層エレガントに歩けるようになるはずです。女性には嬉しい効果ですよね。

もちろん男性が取り組んでも効果抜群！姿勢が良くなることで、男らしい身体つきになっていきます。
ぜひお試しください。

■Ted(テッド)
スポーツトレーナーとして、アスリートへのパフォーマンスアップを提供するかたわら、一般向けに整体、ダイエット、メンタルトレーニングなどのメソッドをプライベートで提供している。ヨガ、ピラティス、格闘技、など様々なスポーツムーブメントなどを織り交ぜた独自のレッスンはクライアントを楽しく飽きさせずに結果に導くと好評。また、コンサルタントとして秋葉原「1/3 fitness」などさまざまなジムのコンセプトやディレクションを行うなど、フィットネス業界で幅広く活動する経営者でもある。

(取材・文／KenCoM編集部　撮影／村上タケシ　取材協力／1/3fitness)