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2018.05.12

タンパク質たっぷり!手軽にバリっと本格油淋鶏を作る【身体が変わる!10分レシピ#37】

KenCoM公式:料理研究家・りんひろこ

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フライドチキンや唐揚げなど、皮がバリっとした揚げたての香ばしい鶏肉って、ときどき無性に食べたくなりませんか。しかし、家で揚げ物をするのは面倒だなと思う方に、ぜひ試してほしいのがこの油淋鶏(ユーリンチー)です。
たっぷり片栗粉をつけて少し多めの油で焼くだけで、外側がバリっとして中からは肉汁があふれてくる美味しい油淋鶏ができます。
忙しくて、パンやご飯などの炭水化物でご飯を済ませがちな毎日を過ごしているなら、油淋鶏でたっぷりたんぱく質を摂って元気になりましょう。

わずか7分で完成!本格油淋鶏(ユーリンチー)

油淋鶏は本来、丸ごと1枚の鶏肉に衣をつけて焼くのですが、そうするとなかなか中まで火が通りにくく、時間がかかりすぎてしまいます。
そこで今回は、1枚を4等分に切ってから衣をつけて焼いてみることにしましょう。
こうすることで、6〜7分の焼き時間で中まで火が通ります。

【材料】(2〜3人分)

・鶏もも肉 2枚
・水菜 2株

・塩 少々
・片栗粉 適量
・油(ごま油やオリーブオイルなどお好みのもの) 適量

A(たれ)
・にんにく(みじん切り) 1片
・しょうが(みじん切り) 1片
・長ネギ(みじん切り) 1/2本
・しょうゆ 大さじ2
・酢 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・ごま油 大さじ1/2

【作り方】

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1: にんにく、しょうが、長ネギはみじん切りにする。鶏もも肉は1枚を4等分に切る。水菜はざく切りにし、盛り付け皿に広げて入れておく。

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2: 器にAのたれをあらかじめ合わせておく(器でなく別の小さいボウルなどでもOK)。

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3: 鶏もも肉の上に塩をまんべんなく振った後、片栗粉をしっかりと全面につける。

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4: フライパンに油を多めに(大さじ2~3くらい)熱し、3の鶏肉を皮目から入れて焼いていく、2分ぐらいして皮目に色がついたら裏返して反対面も焼く。2〜3回返しながら中火で6~8分焼く。1つ取り出して切ってみて、中の色が赤みがなくなりピンクになっていたらOK。途中油が跳ねすぎる場合は、ペーパーで油を吸い取ると良い。

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5: まな板の上に取り出し、フォークなどで押さえながら大きめの1口大に切り、水菜をのせた皿の上に盛り付け、たれをかける。

サクサクが好みなら片栗粉を多めに!

油淋鶏のサクサク感を楽しみたいなら、片栗粉を厚めにつけておくといいでしょう。
それだけでバリっとした焼き上がりになりますよ。

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著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。