メニュー

2018.04.11

運動の基本!まずはカラダを動かすことを意識しよう【40歳からのメタボ対策講座】

KenCoM公式:トレーナー・河村玲子

記事画像

「健康のために運動をしよう!でも何をすればいいの?」という人はいませんか?

メタボ健診などを受けて、人生で初めてダイエットに挑戦する人だと、「腹筋100回!ランニング30分!」といったハードな目標を立てがちです。
しかし、運動に慣れていないで急に無理をすると、怪我をしたり、挫折したりすることは容易に想像できます。

運動を続けるコツは「無理なく、楽しく」

運動にはカロリーを消費したり、コレステロールを調整したり、さまざまな良い効果があります。
とはいえ、忙しさに追われていると、何から始めるべきか悩む人も多いことでしょう。

今回は運動初心者の方に、押さえておきたい運動の基本をお伝えします!

有酸素運動と筋トレを取り入れよう

運動は、有酸素運動と筋力トレーニングをバランスよく行うようにしましょう。

有酸素運動は、運動に慣れていなくても長時間続けやすく、全身を満遍なく動かしやすいという特徴があります。
反対に筋トレは時間あたりのエネルギー消費量が高く、体重を減らしていく際に、筋肉の減少を防ぐことがポイントです。

そこでまずは、ウォーキングと自分の身体だけでできる筋トレからスタートしましょう。
ある程度体重が減り、体を動かすことに慣れてから、ジョギングや道具を使った筋トレへとステップアップしていくといいですね。

運動を楽しみに変えていく

運動は「痩せなきゃいけない」という使命感だけでは長続きしません。
せっかくですから、運動を楽しんで、生涯通じての趣味にできたらいいですよね。

環境から整えたい方は、スポーツジムに入会して、専門家のアドバイスの下で運動をスタートするのもよいでしょう。疑問や不安も解消でき、効果もいち早く出やすいのでモチベーションも維持しやすいです。

もう少し手軽に始めたいという方は、家族や友達とウォーキングをしたり、公共のプールに通ったりするのも○。

最初の1ヵ月は週2回で続けられることを始めて、徐々にペースアップを目指してください。

自分の性格やライフスタイルに合った運動をみつけて、楽しみに変えていきましょう。

記事画像

便利な世の中だからこそ、カラダを動かすことを意識して!

人は動物ですから、動くようにカラダが形成されています。
しかし、世の中が便利になればなるほど動く必要がなくなり、忙しさも相まって運動をする機会が減ってきました。
そのため、生活の中でこまめに動くように意識することが重要になります。

「駅でエスカレーターでなく、階段を使う」「帰りはわざと1駅手前から歩く」など、無理なくできることを意識しましょう。

最初のうちは「めんどくさい」「辛い」とネガティブなイメージを抱くかもしれません。
それでも、運動した後の爽快感は、普通に暮らしているだけでは得られないものです。

楽しんで続けることを目標に頑張っていきましょう!

▶︎運動習慣の参考になる記事はこちら!

著者プロフィール

記事画像

■河村玲子(かわむら・れいこ)
パーソナルダイエティシャントレーナー(管理栄養士×トレーナー)、ボディーメイク、健康サポートを行う管理栄養士×パーソナルトレーナー。
脱サラ後、北米に渡りダイエットビジネスの視察、トレーナー活動をした後、帰国して日本にて活動を始める。現在トレーナーとしては、ティップネス蒲田・渋谷にて月に130セッションのトレーニング指導を。管理栄養士としては『Tarzan』や『anan』のレシピ作成や監修、アスリートの栄養指導など、運動、栄養両面のプロフェッショナルとして幅広く活躍している。(株)SAWAKI GYM 栄養アドバイザー。ティップネスアスリート支援事業 管理栄養士。(株)HandY スポーツセクション 管理栄養士。