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2018.04.11

メタボ健診はカラダ改善のチャンス!【40歳からのメタボ対策講座】

KenCoM公式:トレーナー・河村玲子

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特定保健指導(メタボ健診)と聞いて、ネガティブになる人はいませんか?

「ついに引っかかった…」と落ち込んだり、「仕事が忙しいのに」と面倒に感じるなど、メタボ健診に気が進まない方も多いかと思います。

そんな皆さんに断言します。
3ヶ月かけて少しずつ生活習慣を見直していけば、必ず結果を出すことができます!

そこで今回は、メタボ健診をポジティブに捉えられるコツをお伝えします。

40代でも遅くない!カラダは変えられる

今のカラダは日々の積み重ねでできている

パンパンのおなかに、大きなお尻。若い頃と変わった自分に、目を背けている方も多いのではないでしょうか。
ですが、年齢は平等に重ねても、見た目や体年齢は努力次第で変えることができます。

同じ歳なのに若く見える人とそうでない人の違いは、決して個人差だけではありません。それよりも、生活での小さな積み重ねが大きかったりします。

私がコーチした人の中には、40歳を目前にし、体脂肪率28%から12%まで絞った人もいます。
つまり、何歳になってもカラダを変えられるんです。

まずは理想の自分をイメージし、目標を設定することからスタートしましょう。

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途中で挫折しない目標設定を!

「少しだけ頑張れば実現可能なこと」これが目標設定のポイントです。あまりにハードな目標にすると、現実とのギャップが埋まらずにモチベーション低下の原因になります。以下に、目標を立てる際の参考例をご紹介します。

1 最終的な目標と、そこに至るまでのステップの目標を設定
 例:目標は3ヵ月で-2kgだから、1ヵ月に1kgずつ落として最後の月はその体重を安定させる など

2 具体的にどのような生活習慣を変えるかをイメージする
 例:起床後に体重を量る など

3 具体的にどんなアクティビティをするかを決める
 例:休日は子供と1時間ウォーキングをする など

モチベーションを低下させないために

最初は、生活習慣を変えることが思いのほか大変だと感じることもあるでしょう。時にはさぼってしまうこともあるかもしれません。ですが、そんな日があって当然です。完璧を目指す必要はありません。大切なのは「1日サボったからもうダメだ」とあきらめず、翌日から再スタートするための充電日と捉えましょう。

そうやって3ヵ月間続けて目標をクリアし、その後さらに続けられれば習慣にすることができると言われています。
自分を追い込みすぎずに、今できることを一歩ずつ積み重ねていくことが大切です。

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特定保健指導を有効活用しよう!

いかがでしたか?
特定保健指導は、専門家のサポートが受けられるチャンスでもあります。目標や進捗について疑問があれば、気軽に相談してみましょう。
面倒だと思いつつも、ここまで文章を読み切ったならカラダ改善に向けて第一歩を踏み出したも同然です。

カラダが軽くなると、心も軽くなり、今まで以上に仕事や趣味も楽しめるはずです。
小さなことからコツコツと、がんばっていきましょう!

著者プロフィール

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■河村玲子(かわむら・れいこ)
パーソナルダイエティシャントレーナー(管理栄養士×トレーナー)、ボディーメイク、健康サポートを行う管理栄養士×パーソナルトレーナー。
脱サラ後、北米に渡りダイエットビジネスの視察、トレーナー活動をした後、帰国して日本にて活動を始める。現在トレーナーとしては、ティップネス蒲田・渋谷にて月に130セッションのトレーニング指導を。管理栄養士としては『Tarzan』や『anan』のレシピ作成や監修、アスリートの栄養指導など、運動、栄養両面のプロフェッショナルとして幅広く活躍している。(株)SAWAKI GYM 栄養アドバイザー。ティップネスアスリート支援事業 管理栄養士。(株)HandY スポーツセクション 管理栄養士。

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