2018.05.01
ママさんヘアメイクが伝授!忙しい朝でも時短で“もっちり肌”になる方法
朝って、本当に時間がないですよね。たった5分、されど5分!その数分の差で通勤電車に乗り遅れてしまうこともあるくらいです。
そこで、人気ヘアメイクの佐々木麻里子さんに、ズボラさんにもぴったりな時短の保湿テクニックを教えていただきました!
佐々木麻里子(ささき・まりこ)さん
某大手ヘアメイク企業から独立し、2009年よりフリーランスのヘアメイクとして活躍中。細やかな気配りと明るく気さくな性格で、若手から大御所まで女性・男性有名人のヘアメイクを手掛け、厚い信頼を得ている。プライベートは1児の母。働くママとして、時短でできる美肌作りやメイク術を目下研究中!
朝は「化粧水+乳液」の2ステップでいい!
基本的に保湿の手順は、化粧水⇒美容液⇒乳液の順番だとされています。
(※メーカーによっては異なることもあります)
しかし、美容液は高いし、朝時間がない中で優雅につけている暇はない!ですよね?
実は、大人の女性や乾燥が気になる方でも、朝のお手入れなら化粧水と乳液があれば十分なんです。
ただし、化粧水だけはNG。せっかく肌に入れた水分がすぐに抜けてしまうからです。乳液は保湿効果に加えて、肌の奥に浸透させた化粧水が抜けてしまうのを防ぐ蓋として役割もあるんです。
これは、オイリー肌の方でも同じように使えるテクニックです。肌が乾燥していると自衛本能から皮脂がより出てくるので、オイリー肌の方は保湿が十分にできていない可能性があります。
それでは早速、私も実践している保湿方法を紹介します。
【HOW TO】
①化粧水を500円玉大ほど手に取る
化粧水の量は、各メーカーの推奨もありますので、パッケージなどの記載を参考にしてみてください。手に取ったら、両手になじませます。
※手に化粧水が吸収されてしまうため、本来はコットンを使うのがベストですが、面倒だしもったいない!というわけで今回は「手」でやっていきます。
②両頬にてのひらを包みこむようにして、化粧水をしみこませる。あごと口元も同様
手で包み込むようにして押さえながら、化粧水を肌に浸透させるイメージです。手の熱で浸透力も高まります。
お願い! パッティングはしないで!
「フェイスパッティング」という言葉があるように、顔をパタパタを叩き込む方法も言われますが、エステティシャンなどの美容のプロでない限り、これは30代以上の女子には危険!こういった肌への刺激が、シミやシワの原因になるからです。肌は必ず優しくいたわってあげてください。
③乳液は100円玉大ほど手に取る
化粧水よりも少なめの量を手に取り、両手になじませます。
④②と同じように顔全体に押し込むようにして浸透させる
つけ方は、化粧水と同様です。包み込むようにして浸透させてください。
⑤乾燥しがちな目元とほうれい線に「薬指」で二度づけする
目のまわりは皮膚が薄く、口元と同様に一日中ずっと動かしている箇所。なのでとても乾燥しやすいんです。なので、目元と口元は保湿を多めにしてあげましょう。
また、力が一番入りにくい「薬指」を使って優しく塗ってください。強くするとシミやシワの原因にもなってしまいます!
朝は時短!夜は自分へのご褒美タイムを
朝に時短した分、夜はいたわってあげるのも大切です。
「夜は、美容液はもちろん、できればアイクリームまでできたら完璧です。ちなみに私は、まつ毛の美容液も欠かしません。一日頑張った自分に、こうして毎日ご褒美をあげていくと、肌の調子がよくなっていきますよ」と、佐々木さん。
朝はパパッと、夜はしっかりのケアを習慣化して、いつまでもキラキラ輝く素肌でいたいですね。
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(取材・文・撮影/KenCoM編集部)