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2018.03.24

疲れた身体を癒すあさりと豚のはなやか蒸し【身体が変わる!10分レシピ#30】

KenCoM公式:料理研究家・りんひろこ

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今回は「疲れを癒す料理」です。
今月末に期末を迎える会社が多いため、みなさんもそろそろ疲れがたまる頃ではないでしょうか。さらに新年度に向けて、ここで一息いれて次への活力を養いたいところですね。
そんなこの時期にぴったりの、包丁いらず、鍋いらずで簡単な蒸し料理をご紹介します!

栄養を逃さない蒸し料理で素材を美味しくいただく!

忙しい時期に食生活が乱れて鉄分が不足すると、めまいや立ち眩みがしたりして疲れやすくなります。鉄分豊富なあさりは、この予防に一役買ってくれます。また、カイワレや豆もやしはビタミンCが豊富で、免疫を高める作用や抗酸化作用があるので、疲れやすい時期には意識してとりたい栄養素。これらを蒸すことで、栄養素を逃さず、時短で調理できるのもポイントです。

【作り方】(2〜3人分)

・あさり(塩抜きしてあるもの) 200g
・豚バラ肉 200~300g

・豆もやし(普通のもやしでもOK) 1袋
・かいわれ 1パック

・レモン汁(酢でもOK) 大さじ1~2
・しょうゆ 適量(大さじ2くらい)
(レモン汁+しょうゆは、ポン酢しょうゆでも代用OK)

【作り方】

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1: 耐熱用の縁のある大きめの器にあさり、豚バラ肉を重ねて入れる。
※豚バラ肉が長い場合は、半分にちぎるかキッチンばさみでカットする。

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2: 豆もやしを重ねてのせてふんわりラップをする。

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3: 600wの電子レンジで7~8分加熱する。豚肉に火が通っていたら取り出し、上にかいわれを散らしていく。

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4: 最後にレモン汁としょうゆをまわしかける。

包丁も火も使わずにお手軽調理!

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夕飯の準備をするのが面倒な時にもぜひ試してみてください。
忙しいこの時期にこそ作りやすい料理だと思います。
残った汁はうまみが出ていてもったいないので、スープに活用したり、もやしやレタスを加えてレンチンしてもおいしいですよ。

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著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。