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2018.03.29

眠れぬ夜、大臀筋のねじりストレッチで気持ちをほぐす【ぐっすり快眠ヨガ#10】

KenCoM公式:ヨガインストラクター・相楽のりこ

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だる重い腰を、お尻の動きで滑らかに

前回は肩の重さによる寝つきの悪さをお話ししましたが、同様かそれ以上に問題にされるのが腰のだる重さです。
腰の痛みから眠りにつけないと、さらに筋肉がこわばり痛みが増していく負のスパイラルを招いてしまうことも。寝る前に少しでも腰は軽くしておきたいですよね。
そこで腰の周りについている大きな筋肉、大臀筋をほぐしてあげることが肝心になります。大臀筋がうまく動くようになると、腰の重さを軽く感じられるようになりますよ。

【HOW TO】

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① ベッドやマットの上にリラックスして仰向けに寝る。

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② 右膝を身体に引き寄せ、両手で抱え、1呼吸。

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③ 右手を肩の横にまっすぐ伸ばす。左手は右膝をキープする。

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④ 右膝の力を抜き、左手の重みを感じながらゆっくりと左方向へ倒していく。自然に倒れるところまでにし、力を入れて無理に倒さないこと。

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⑤ 頭を足と逆方向の右側に向け、右手の指先を見つめる。腰のひねりをジワリと感じる。5〜10呼吸行う。呼吸とともにひねりが深まることを感じる。

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⑥ 吐く息とともにゆっくりと右脚を身体の前面に戻していく。合わせて、顔の向きも正面に戻す。

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⑦ 右膝を離して脚を元の姿勢に。右手も体側に戻して寝姿勢に。反対側も同様に行う。

【ONE POINT】

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身体をひねる際には反対側の肩が上がらないように注意しましょう。顔は指先の遠くを見つめるようにすると、よりリラックスできます。
腰とお尻をねじることで、大腸も適度に刺激できるので、お通じもよくなりますよ。
スッキリと伸びた腰で、深い眠りについてください。

動画を見ながらご一緒にどうぞ

■過去の連載『3分オフィスヨガ』もどうぞ

著者プロフィール

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■相楽のりこ(さがら のりこ)
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。

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