メニュー

2018.03.09

頭リフレッシュさんぽ!〜丸の内から皇居外苑を歩いてみよう〜

KenCoM公式ライター:緒方りえ

記事画像

何か悩み事があってどんなに考えても解決の糸口が見えない日、頭がモヤモヤしてしまう日はありませんか?そんな時は、短時間でもいいので問題から離れて頭をリフレッシュしましょう。
散歩には脳血流を活性化させ、気持ちを前向きにする効果があります。空気をしっかり吸いながら歩くこと、目の前に広がる景色や物事の美しさに気づくことが大切です。

今回は、東京駅・丸の内から皇居外苑までの散歩コースをご紹介します。この地域にはたくさんの商業施設や観光スポットがあり、海外からの旅行者も多いので普段と違った雰囲気を感じられます。美しい建物が多くて見所満載なので、写真を撮りながら散歩をするのも良いでしょう。

丸の内でお気楽、リフレッシュ

12:30 散歩前に頭の体操、丸善・丸の内本店を探検!

記事画像

東京駅に到着したら、丸の内中央口から外へ出て右へ。商業施設『オアゾ』を目指します。横断歩道を渡ったすぐ目の前なのであっという間に到着します。撮影日は風はひんやりしているけど、日なたはぽかぽかしていました。

記事画像

記事画像

オアゾに入ると吹き抜けがあり、開放感抜群。そして右側には老舗本屋『丸善・丸の内本店』があります。丸善では1階から3階に書籍、4階にはオリジナル雑貨や日用品などを売っています。
東京の本屋にしては珍しく、とても広くてゆったりとした店内です。ディスプレイが美しく、品揃えも良いので1日居ても飽きません。各階に検索機があるのですが、表紙を見て直感で選んだ本を覗くのも面白いですね。

記事画像

3階にある『cafe 1869』では、窓側の席から線路を見下ろすことができます。店内のカフェは心地よい音楽が流れていて、程よく静か。居心地がとても良いのです。
筆者も購入した雑誌を読みながら1時間ほどティータイムです。レモンを丸ごと凍らせているレモンスカッシュは、時間と共にどんどん酸っぱくなりました。

記事画像

その後も店内をブラブラしつつ4階へ。ここはあまり見かけたことがないユニークな雑貨が多く、高級な万年筆やボールペン、洋書などもあり大人な雰囲気。丸の内エリアはOLさんが多いイメージでしたが、この階は男性のお客さん率が高かったので男性読者にもおすすめです。
筆者は上記写真のハンコ入れにグッときました。

住所:東京都千代田区丸の内1-6-4 オアゾ ショップ&レストラン 1~4F
電話:03-5288-8881
営業時間:9:00~21:00
定休日:無休(但し、1/1及び法定点検日は除く)

14:00 駅舎の美しさを堪能し、まっすぐ進めば皇居外苑!

記事画像

オアゾを出て駅前の広場に戻ります。途中、東京駅・丸の内北改札にある八角形のドームも素敵なのでぜひ見上げてみてください。

記事画像

広場から駅舎を。赤レンガが青空に映えますね!
この駅舎は国指定重要文化財で、長さは実に300m以上。2012年に創建当時の姿に復原されたそうです。思わずたくさん写真を撮ってしまいました。

記事画像

次は駅舎を背にして、『丸の内ビル』(左)と『新丸の内ビル』(右)の間を進みます。道幅が広く、整備が行き届いているので歩きやすい道です。この大通りを『行幸通り』と言います。

記事画像

まっすぐ10分くらい歩くと左側にお堀がありました。太陽の光がとても眩しかったです。この後は皇居広場内の『内堀通り』を歩いてみようと思います。

記事画像

広場は家族連れが多くて和やかな雰囲気。自転車の乗り方教室をしていて大人も子供も楽しんでいました。芝生がきちんと整備されていて、ベンチもたくさんあります。
とても景色が良いので遠くばかり見てしまいますが、道路上でも木の根で盛り上がった場所があるので転ばないように気をつけましょう。

記事画像

皇居広場内を散歩した後は『二重橋前』の信号を渡ります。土曜日だったので一般道路がサイクリング専用になっていました。二人乗り自転車にカップルで乗りに来るというのも面白いかも。

記事画像

ゆるい坂を登ると『二重橋』があります。この付近はかなり賑わっていて、海外からの観光客も多かったです。
運が良ければ、二重橋で警備をしている皇宮護衛官の交代の様子が見られますよ。

記事画像

二重橋を見学したら、また皇居広場に戻ります。観光バス乗り場方面に歩くと『楠木正成の銅像』があります。あまりにかっこいいのでアップの写真を。
この銅像の後ろには小さな売店があります。ここは金箔で覆われたソフトクリームが名物で、冬なのに行列ができていました。

15:30 丸の内仲通りでヨーロッパのようなオシャレ気分を!

記事画像

皇居広場を出たら『馬場先通り』をまっすぐ進みます。『明治安田生命本社ビル』はヨーロッパ風の美しい建物で、文化財指定もされています。

記事画像

『丸の内仲通り』に入る目印はここです。ここから先の道はブランドショップが続きます。写真右側に写っている『ジョエル・ロブション』のパンも美味しいのでおすすめです。建物の奥には『三菱一号館美術館』があり、その前の広場には噴水とベンチがあるので、疲れた方はこちらで休むのもいいでしょう。

記事画像

記事画像

この通りは冬になるとイルミネーションでライトアップされますが、普段は落ちついた雰囲気のあるおしゃれな通りです。草間彌生さんなど日本の有名芸術家が作ったモニュメントもたくさんあり、楽しみながら歩けます。筆者が気に入ったのは三沢厚彦さんの作品でした。

16:00 スッキリした気持ちで東京駅到着

丸の内仲通りを抜けると、先ほど通った東京駅前の道にぶつかります。あとは駅舎を目指して進むだけです。東京駅の八重洲側や地下にもたくさんお店があるので、時間と体力が余っている場合は散歩を続行しても良いでしょう。

今日歩いた距離と歩数

記事画像

オフィス街でものんびり散歩で楽しめる

なんだかモヤモヤした気分の時は、脳が疲れているサインかもしれません。午前中は家でゆっくり過ごして気持ちを整え、午後の気が向いた時間からのんびり散歩にでかけてみませんか。家から外に出て自分時間を楽しむこと、それが大切です。

著者プロフィール

■緒方りえ(おがた・りえ)
1984年群馬県生まれ。20代から看護師として活動をする傍ら、学会への論文寄稿や記事の作成なども行う。2015年独立しフリーの編集者として活動。2017年より合同会社ワリトを設立し代表社員に就任。医療系を中心に、旅行、雑貨など幅広いジャンルでフリーライター、フリー編集者として活動中。

3/19までイベント開催中!10000ポイントが当たる、歩き特集!