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2018.01.23

スーツの着こなしに最も大事な胸周りのトレーニング【かんたんビジトレ #2】

KenCoM公式:トレーナー・山下晃和

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厚い胸板がスーツを際立たせる!

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「かんたんビジトレ」の第2回目からはいよいよ実践編。肉体派モデル、パーソナルトレーナーとして活躍する山下晃和さんに、大胸筋を中心とした胸周りのエクササイズを指導してもらいます。
前回山下さんがポイントに挙げた通り、スーツを格好良く着こなすには胸の筋肉を鍛えてサイズアップするのが第一。
ここにボリュームがあればスーツ姿がビシっと決まりますし、お腹周りも気にならなくなります。それに、他の部位と比べて簡単に筋肉がつきやすい点も特長です。

ワンウェイ・プッシュアップ

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① 床にうつ伏せになり、腕立て伏せで一番下まで下がり切った時の姿勢を作る(カラダは浮かさなくてOK)。手の幅は肩幅より少し広い程度で、向きはやや外側。手の下に分厚い雑誌などを敷き、手の位置を高くする。

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② 次にゆっくりと肘を伸ばしていき、カラダを持ち上げる。肘が伸びきったらストップし、力を抜いて元の位置に戻す。動作中は背中を曲げたりカラダを反らしたりせず、一直線になるよう意識すること。10回×3セット。

【ONE POINT】

これは、腕立て伏せの下からカラダを上げる動作だけを行うエクササイズ。従来の腕立て伏せだと、カラダを下げる動作だけで精いっぱいになり、持ち上げる時にフォームが崩れるケースが多いです。上げる動作に的を絞れば正しいフォームで行えますし、回数もしっかりこなせます。結果として鍛えたい大胸筋にしっかり効かせることができるんです。

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普段の腕立てや、このトレーニング中、このように首と背中が曲がっていたりカラダが反っているのはNG。一直線を意識しましょう。

【ADDITIONAL WAY】

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カラダを持ち上げる時に両膝を床についたまま行ってもOK。これでも大胸筋はしっかり鍛えられる。

■過去の記事はこちら

トレーナープロフィール

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■山下晃和(やました・あきかず)
幅広いジャンルで活躍する肉体派ファッションモデル。パーソナルトレーナー資格NASMを取得しており、トレーナーとしても活動中。世界各国を自転車で旅した経験を持ち、トラベルライターとして数多くの雑誌に寄稿している。著書に『自転車ロングツーリング入門』(実業之日本社)がある

著者プロフィール

■黒田創(くろだ・そう)
フリーライター。2005年から雑誌『ターザン』に執筆中。ほか野球系メディアや健康系ムックの執筆などにも携わる。フルマラソン完走5回。ベストタイムは4時間20分。

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