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2017.12.08

手軽にすき焼き気分が楽しめる!すき焼き風肉豆腐【男の和ごはん#14】

KenCoM公式:管理栄養士・圓尾和紀

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冬になるとあったかい鍋料理が恋しくなりますよね。最近では、”一人鍋”という言葉もあり、鍋を手軽に楽しむ方が増えているようです。
様々な鍋がありますが、老若男女を問わず、不動の人気鍋といえば『すき焼き』ではないでしょうか?とはいえ、ちょっと贅沢なイメージもあり、なかなか食べる機会がないという方も多いはず。

そこで今回は、簡単・手軽にすき焼き気分が味わえる肉豆腐をご紹介したいと思います。

すき焼き風肉豆腐

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今回具材に入れた中で、旬まっただ中の食材が春菊です。春菊は小松菜やほうれん草とともに寒い時期に旬を迎える青菜で、カルシウム、鉄などの不足しやすいミネラル、そしてβカロテンやビタミンEなど抗酸化成分も豊富に含んでいる栄養満点の野菜です。

分量は2人分ですが、半分量にすれば1人分で作れます。多めに作っておいて翌日に温め直しても、より味が食材にしみて美味しいですよ。

【材料】(2人分)

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・牛切り落とし 100g
・焼き豆腐 1丁
・春菊 1/2把(50g)
・しいたけ 2枚
・焼き麸 6コ
・青ねぎ 4本
(A)出汁(水でも) 1カップ
(A) 醤油 大さじ2
(A)みりん 大さじ2
(A) 酒 大さじ2
(A) 砂糖 大さじ1

【作り方】

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1:春菊は根本の硬いところを落として、3〜4等分の長さに切る。

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しいたけは石づきを落とし、大きければ半分に切る。青ねぎは3〜4センチの長さに切る。
焼き豆腐は食べやすい大きさに切り、麸は水につけて戻しておく。

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2:鍋に(A)を入れて沸かし、春菊と青ねぎ以外の具材をすべて入れる(麸は水気を絞って入れる)。再度汁が沸いて、アクが出たらすくいとる。

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落とし蓋をして7〜8分ほど煮て、最後に春菊と青ねぎを加えて火を通したら出来がり。
七味唐辛子もよく合いますので、お好みでかけてお召し上がりください。

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ごはんのおかずにはもちろん、お酒の肴にもピッタリの一品です。肉のうま味が出るので、出汁を使わなくても美味しく仕上がります。

野菜をよりたっぷり召し上がりたい場合は豆腐を半分の量にして、その分白菜やささがきにしたごぼう、糸こんにゃくなどを入れても良いでしょう。

■男の和ごはんバックナンバー

著者プロフィール

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■圓尾和紀(まるお かずき)
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。日本の伝統食の良さを現代の生活に活かす「和ごはん」の考え方を伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

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