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2017.10.21

身体を内側から整える。里芋のみぞれうどん【身体が変わる!10分レシピ#8】

KenCoM公式:料理研究家・りんひろこ

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今回は「活力アップ!元気を取り戻す料理」です。
月末は飲み会や外食が増え、忙しい毎日が続きやすいもの。そんな時は胃腸の調子が悪くなりがちです。
そんな時におすすめしたいのが、今の季節に美味しくなる里芋を使ったうどん料理。

里芋のねばねばは「ムチン」という成分によるもので、胃を保護したり、たんぱく質の消化を助けて疲労回復にも効果がある優れもの。
また、これからの時期美味しくなる大根には、消化を高める「アミラーゼ」が含まれる上に、特有の辛み成分には解毒作用や抗酸化作用もあり、胃を健康に保ってくれる効果もあるのだとか。
この辛み成分は熱に弱いので、加熱せずに食べるのが効果的です。今回は里芋と大根おろしを組み合わせた、胃にやさしいうどんをご紹介します。

お腹の不調を優しくスッキリ!

今回の料理では下処理に一工夫。
里芋は下茹でせず、そのまま使います。これにより時短になるだけでなく、「ムチン」をより効果的に摂取できます。
材料を先に炒めて、調味料も加えてから水を加えるので、短時間で野菜に火も通る上、野菜のうまみを生かして美味しく仕上がりますよ。
では早速作ってみましょう!

【材料】(2人分)

・うどん(冷凍でも乾麺でも、生うどんでもOK) 2人分
・鶏ひき肉(できればむね肉) 200g
・里芋 中3個
・にんじん 1/2本
・大根 5㎝程度

・小ねぎ(あれば)(小口切り) 1〜2本程度
・ごま油 少々

・だし汁※ 500ml
※だしの素と水でもOK。昆布(水500mlに対して4㎝四方程度)があれば、細切りにして水につけておけば5分程度で使えるようになります。つけた水ごとだし汁として使う。

A
・しょうゆ 大さじ1強
・味噌 大さじ1
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1

【作り方】

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1: 里芋はよく洗ってから皮をむき、小さめの一口大に切る。人参も一口大のいちょう切りにする。大根は皮をむいてすりおろす。小ねぎは小口切りにする。

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2: 鍋にごま油を熱して鶏ひき肉を入れ、色が変わるまで炒める。

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里芋、にんじんも加えて1〜2分、里芋の端が透明になってくるまで炒める。

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3: 火を止め、Aの調味料を加えながら混ぜて、味をなじませてから中火にかける。そこにだし汁を加え、野菜が柔らかくなるまで煮込む。
4: 別の鍋にたっぷりの湯を沸かし、うどんを茹でる。(冷凍うどんは電子レンジ加熱でもOK)

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5: 4のうどんを器に盛り、3の汁を上から注ぎ、その上に大根おろしと青ネギを盛り付ける。(量はお好みで)

ふわふわの大根おろしがお腹を優しくカバー

みぞれうどんの「みぞれ」は、大根おろしが汁の暖かさで少し半透明になる様子が、雪のみぞれに見えるためについたもの。
寒くなる季節には風情を楽しみながら召し上がれます。

ピリッとした絡みがアクセントの大根おろしは、お腹にも優しい上に、消化吸収も良い食材です。
季節の里芋とともに、たくさん食べてくださいね。

■過去の料理はこちら

著者プロフィール

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■りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター。京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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