腰や背中の疲れがスッキリ！壁deダウンドッグ【3分オフィスヨガ#4】

身体をしっかりケアしている人でも見過ごしがちなのが、実は背中側。
でも、姿勢を整えたり、腰を安定させたりと背中側の筋肉を鍛えるメリットは大きいんです。

今回はヨガのポーズの中で身体を整える効果が高いと言われる「ダウンドッグ」を、壁を使って行なっていきましょう。
繰り返し行うことで、腰に溜まった疲れが抜けて、スッキリと心地いいですよ。
さらに、腕を伸ばすことで、肩周りもほぐれますから、肩こりの人にもおすすめです。

※すでに腰を痛めている方や、治療中の方はお控えください。

↓肩こり対策は前回までの記事もご参考に！

①　壁の前に一歩離れて立ち、胸の高さの壁に両手をつく。手の幅は肩幅、足は腰幅に。

②　足を一歩一歩下げながら、お尻を壁と反対側に引いていく。お尻は常にかかとの真下の位置に来るようにすること。背中が丸まらないように注意。

③　お尻と背中が並行な高さになるまで下がったら、尾てい骨を後ろに引くように動かし、重心を落とす。

④　かかとの内側で床を押し上げ、それに合わせて体側を伸ばす。頭や体は常に床と水平の位置に。

⑤　ゆっくりと3回呼吸をしたら足を壁に近づけていき、元の姿勢に戻る。

ポーズ中は力を入れすぎないよう注意しましょう。
脇や肘を無理して伸ばしてしまうと、思わぬ怪我の原因になるケースもあります。

腰もつい丸まりがちですから、まっすぐに伸ばす意識を忘れずに。

朝起きた時や、ちょっとした移動前に30秒だけでも行うと、疲れが取れるのを感じられるはずです！

■相楽のりこ（さがら　のりこ）
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。