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2017.06.29

甘夏の果汁たっぷりジュレ【食べてキレイになるレシピNo.16】

KenCoM編集部

今回の「食べてキレイになるレシピ」は初となるスイーツの登場です。食後のデザートにぴったりの甘夏のジュレをご紹介。甘夏にはビタミンCやB1、クエン酸など美肌に役立つ栄養がたっぷりなんです。

レシピNo.16「甘夏のフレッシュジュレ」

こんにちは!管理栄養士の星野春香です。今回は冷やして美味しい甘夏のジュレのレシピです。

甘夏は1月頃から出回り始め、6月頃までがシーズンです。収穫は冬の寒い時期から始まるのですが、倉庫などで寝かせて酸を抜き、熟成させたのちに出荷されることが多いようです。

ジュレの甘味には、白砂糖ではなく甜菜糖とはちみつを使用します。甜菜糖はミネラル分も含まれているため、お料理にコクを出してくれるんです。白砂糖よりGI値が低いのもうれしいポイントです。

それでは、作り方を見ていきましょう!

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材料(4人前)

甘夏 4個
粉ゼラチン 10g
ミント 適量

A

はちみつ 大さじ1
甜菜糖 大さじ2
水 200cc

作り方

①甘夏を横にして上を 1/3 残して切る。(上部分はフタになる)

②切った甘夏の実と皮の間にスプーンを入れ、ぐるりと一周して果肉を取り出す。

③ ②で取り出した果肉から内皮を取り除き、荒くほぐして果汁を作る。

④鍋にAと果汁を入れて中火にかけ、よく混ぜながら軽く沸騰させる。

⑤1度火を止めて、粉ゼラチンを入れ、さらによく煮溶かす。

⑥粗熱が取れたら、甘夏の皮をカップに見立てて⑤を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。

⑦ミントを添えて完成!

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甘夏に含まれる栄養について
・ビタミンCは、コラーゲンの生成を助け、抗酸化力があり美肌に役立ちます。
・ビタミンB1は糖質の代謝を促します。
・クエン酸は体内の酸性物質を減少させ、疲労回復の効果があります。

甘夏を冷蔵庫で保存すると苦みが出るため、風通しが良く直射日光の当たらない場所に保存しましょう。

旬の果実をひんやり美味しく!

夏は汗をたくさんかいてエネルギーを消耗しやすい季節です。旬の食べ物で美味しく栄養を補いましょう!

<お話を伺った方>

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■星野春香(ほしの・はるか)さん
・管理栄養士
大学卒業後、食品メーカーに入社。在職中に様々な食事法を学ぶ。独立後は、料理教室「For Love Kitchen」主催。レシピ作成・監修、商品開発、講演、店舗プロデュースなど幅広く活動中。

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