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2023.03.20

ランニング前後の花粉症対策!おすすめのウェア選びや対策アイテムをご紹介

RuntripMagazine

暖かくなり走りやすくなる一方で花粉が飛散するこの季節、花粉症に悩まされているランナーも多いのではないでしょうか。

今回は花粉症の季節にランニング前後でできる対策について、Runtripお馴染みのスポーツMC・岡田拓海さん、Runtrip編集部・はるかとともにお届けします。

1.花粉症のメカニズムを理解しよう!

岡田:花粉症対策のノウハウを紹介してくれるということですが、最初のポイントは何でしょうか?

はるか:まずは花粉症そのものを理解することがスタートになります。花粉症とは、花粉に対して人間の身体が起こすアレルギー反応で、身体の免疫が過剰に反応することで花粉症の症状が出ると言われています。

2月くらいから9月くらいまで、地域や季節によって飛散する花粉の種類も異なります。

岡田:多くの種類の花粉に反応する人だと、1年の多くの期間を花粉症に悩まされるということにもなりますね。私の場合は2月から5月くらいにかけて花粉症の症状が出ます。

はるか:また、1日の中でも花粉が飛散するピークの時間帯があり昼間や日没前後に多くなると言われています。

岡田:なるほど。では、花粉症のランナーは朝や夜が走りやすいということですね!

2.ランニング前にできる花粉症対策

走る場所や時間を工夫する

はるか:まずは走る場所の選び方ですが、花粉が飛散しやすい樹木が少ない場所をできる限り選びましょう。

岡田:これは住む場所によっては難しいですし、トレランの場合はどうしても樹木がある場所を走ることになりますが、ポイントとしては花粉の少ない場所を走りましょうということですね。

はるか:また、走る時間としては昼間や日没の花粉が多い時間帯を避け朝や夜に走るのがおすすめです。

アイテムで花粉症対策をする

ネックカバー

参照元:https://mg.runtrip.jp/archives/78995

ネックカバー

キャップ

参照元:https://mg.runtrip.jp/archives/78995

キャップ

はるか:花粉を直接浴びるのを防ぐ意味では、マスクや眼鏡・サングラス、ネックカバーやキャップの着用がおすすめです。また、綿・ポリエステルといったツルツルした化学繊維は花粉が付着しづらいと言われ、こうした素材のアイテムを選ぶのも効果的でしょう。

岡田:走る時間や場所の工夫に加えて、花粉を肌に直接触れさせないアイテムや素材を着用するなど様々な対策があるんですね!

はるか:続いて、ドラッグストアで購入できる花粉症対策アイテムも紹介します。まずは花粉ブロックスプレーですが、ランニング前に吹きかけることでイオンの膜ができ、花粉が付着する要因となる静電気を予防してくれます。

他には目薬やワセリン、鼻スプレーもおすすめです。ワセリンを塗った箇所に花粉が付着するので、花粉の体内への侵入を防止できます。

岡田:なるほど、手軽に入手できるアイテムでも様々な対策ができるんですね。

3.ランニング後にできる花粉症対策

はるか:予防していたとしても、ランニング後は身体に花粉が付着している状態になっています。そのため、まずは花粉をブラシ等で落としてから室内に入るのがポイントです。同様に、室内に入ってもうがい・洗顔・シャワーで身体に付着した花粉や予防で使用したワセリンを落としましょう。

岡田:花粉は目に見えないので実感はありませんが、本当に付着しているんですね。とにかく、まずは花粉を落とすのが大切ですね!

はるか:さらに、自律神経を整えることもランニング後の花粉症対策になります。具体的には、食事・睡眠・生活リズムを整えるという基本的なことですね。

岡田:花粉症対策というより健康維持につながるイメージですが、自律神経を整えることが花粉症対策にどうつながるのでしょうか?

はるか:花粉症は副交感神経が優位な状態で症状が出やすいと言われています。たとえば、リラックスして寝ようとするタイミングで花粉症の症状が出ることがあるのではないでしょうか。

岡田:副交感神経が優位になるタイミングで花粉症の症状が出やすいからこそ、自律神経のバランスを整えておくことが大切なんですね。

はるか:ランニング自体は交感神経が優位になり花粉症の症状を抑えられるので、ランニングは継続しつつ自律神経を整えるのが良いかなと思います。

岡田:なるほど、ありがとうございます。今回ご紹介した様々な予防対策もしつつ、自律神経のバランスもしっかり整えながらランニングを楽しんでいきましょう!

ここまでランニング前後の花粉症対策についてご紹介しました。外で動くことが多いランナーにとって花粉症対策はとても大切なこと。花粉症への対策をしっかりととりながら、春のランニングを楽しんでみませんか?

■動画はこちら

記事を書いた人  Runtrip編集部

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