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2022.08.13

その買い物は本当にお得?大容量商品の「買い方」と「消費」を考えよう

kencom公式:ライフオーガナイザー® ・門傳奈々

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普通サイズに比べて大きな容量で価格も安い「大容量商品」。節約になるからと、好んで購入している方も多いはず。筆者もその消費者の一人です。

しかし、最近「大容量の商品って本当に得なのかな?」と疑問に思うことがありました。大容量商品の落とし穴にハマらないために、買い物と消費についてお伝えします。

大容量商品を買うことのメリット・デメリット

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大容量商品を買うことは、メリットばかりではありません。筆者の目線でメリットとデメリットを考えてみました。

メリット

・食料品や洗剤など、100gあたりの金額が通常サイズに比べて安い
・買い物に行く回数を減らすことができる
・常に在庫があるという安心感を得られる

デメリット

・収納スペースが場所をとる
・洗剤などは詰め替える手間が生じる
・サイズが大きいものや重量がある商品は、購入店から持ち帰るときが大変
・一度の支出が大きい

消費で感じた素朴な疑問と問題点

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筆者宅は5人家族なので、食料品や日用品など、常に大容量商品を数種類購入して常備しています。暮らしの中で重宝しますが、ある時「消費するためにどうすれば良いか考えている自分」に気がつきました。

具体的には、大容量のジャムを購入した時のことです。

・消費途中でカビが生えないかいつも気にしてしまう
・カビが心配なので、1回あたりの使用量が普通サイズに比べて約1.2〜1.5倍になってしまう
・パンに塗る以外に何か使い道はないかなど、ジャムを使い切る方法を常に考えてしまう

これらは、普通サイズを使用しているときには意識しなかったことでした。

そのため大容量サイズは、「本当にお得なのだろうか?」という疑問や、「常に消費量を気にしなくてはいけないのが面倒」という気持ちが生じ、先述の通り、収納スペースの確保という課題もあげられます。先程のジャムの例でいうと、通常サイズの2倍ほどあるため、冷蔵庫の中でも大容量ジャムのスペースが大きく、幅をとっています。

問題を解決するためにできることは?

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・安さに飛びつかない意識を持つ

価格につられてすぐに購入するのではなく、購入までに「必要かどうか」「使い切るかどうか」を考えてから購入するようにしました。

・家族や友人と消費できるものを優先する

大容量商品の中でも食材には、消費期限や賞味期限があります。複数人で消費することで、期限切れになることなく食べ切れます。「家族みんなが好きな味は大容量商品を選び、その他は通常サイズを購入する」など、ご家庭でルールを作るのも良いでしょう。

・購入から消費の流れをつくる

購入後の消費が滞りなくできると大容量を購入する意味があります。「これは通常サイズで繰り返し購入している」というものは大容量で購入しても良いでしょう。通常サイズを使ったことがないのに大容量の商品を購入してしまうと、使いきれずに食品ロスやゴミにしてしまうことにつながりますので注意しましょう。

自分が納得して購入できる大容量商品を

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一見するとお得に見えるので、購入意欲をかき立てられる大容量商品。価格だけにつられて購入してしまうと、消費に大変な思いをすることもあります。

購入から消費、再購入までのスムーズな流れができていると、気持ちよく大容量商品を購入できます。購入する前にきちんと消費できるかを考えてみることで、食品ロスを減らすことにもつながります。それらをきちんと考えられる、気持ちの余裕を持ちたいものですね。

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著者プロフィール

■門傳奈々(もんでん・なな)

ライフオーガナイザー(R)、メンタルオーガナイザー(R)、シニア生活環境オーガナイザー、整理収納アドバイザー1級。東京都在住。夫と子ども3人の5人家族。
結婚を機に国内外の引越しを経験する。その中で「暮らしを整えること」が人生において大切な軸になると感じ、2017年にライフオーガナイザー1級を取得。誰でも簡単にできる片づけの方法を伝えるため、講座の開催や整理収納に関する記事の執筆、個人宅を訪問しての片づけ作業を行っている。

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