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2022.07.06

夏のつかれた胃腸に。塩スープでシンプルな「白身魚とズッキーニのにゅうめん」

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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冷や麦やそうめんは、普段は麺つゆで食べることが多いかもしれません。しかし栄養価を考えると、お肉やお野菜をプラスしたいところ。

今回は夏野菜のズッキーニと白身魚で作ったシンプルな塩スープに、冷や麦を合わせました。
ズッキーニ独特の食感と、魚と香辛料のうまみがおいしいですよ。2倍、3倍と多めに作って1週間ほど作り置きもできますよ。

【材料(2人分)】

冷や麦(そうめんでもOK) 2人分
白身魚(鯛、さわら、タラなど) 3~4切れ
ズッキーニ(白瓜や冬瓜でもOK) 1本
しょうが 1片
にんにく 1片
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
ごま油 少々
水 400ml
サラダ油 少々

※骨を取り除くのが面倒な場合は、刺身用として売っているサクになっているものを選ぶか、スーパーの調理の方に刺身用と伝えて骨を取り除いてもらうと良い。

作り方

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1.白身魚は骨があれば包丁や骨抜きで取り除き、流水で洗ってぬめりを取る。ペーパーで水気を拭いてから、食べやすい大きさに切る。ズッキーニは薄めの輪切りにする。しょうが、にんにくはみじん切りにする。

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2.鍋に湯を沸かし、冷や麦を表示時間通りに茹でる。ざるにあげ、流水で洗ってしめる。

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3.別の鍋に強火でサラダ油を熱し、しょうが、にんにくを加えて香りが立つまで炒める。

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4.弱めの中火にしてズッキーニを加えてしんなりするまで炒めて、水を加える。

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5.1の白身魚を入れ、酒、塩、ごま油を加える。

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6.白身魚に火が通ったら出来上がり。器に冷や麦をよそい、5のスープを注ぐ。

おいしいワンポイントアドバイス

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白身魚は高タンパク低脂質で、胃腸に負担がかからず消化が早い特徴があります。
冷や麦やそうめんも消化に良いので、暑くなってきて胃腸の調子が悪くなり、疲れてくるこの時期にはぴったりですよ。

ズッキーニは見た目がきゅうりに似ていますが、実はかぼちゃの仲間。ビタミンCやβ-カロテン、ビタミンB2などを含んでいます。

りんひろこ

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料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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