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2022.05.25

【調理しやすい魚No.1】カジキマグロの栄養とおすすめレシピ

ダイエットプラス

カジキマグロは通年で手に入りやすく、私たちの食卓になじみのある魚です。切り身には骨がないので食べやすく、子どもが好きな魚の1つです。調理に手間がかからず、使いやすいのもこの魚の特徴になります。今回はカジキマグロの栄養について解説します。

カジキマグロはこんな魚

カジキとマグロは違う

カジキには、マカジキ科、メカジキ科の2種類があります。それぞれマカジキ科にはマカジキ、メカジキ科にはメカジキ・クロカジキ・シロカジキなどがあり、総称して「カジキ」と呼んでいます。
カジキは、「カジキマグロ」と呼ばれますが、マグロはサバ科に属する魚で、カジキとマグロは違う魚です。肉質や食感がマグロと似ていることや、大型の回遊魚であることから、こう呼ばれるようになったと言われています。昔はマグロよりも人気があり、お祝いの席でも刺身としてよく食されていました。

よく食べているのはメカジキ

マカジキは高級品の魚として、刺身でもよく食べられます。味が良く、肉質は鮮やかなピンク色をしています。旬は冬から春にかけてですが、値段が高く余り見かけません。
私たちがスーパーでよく見かけるカジキはメカジキです。マカジキよりも脂が多く、肉質が淡いピンク色をしています。メカジキの旬は秋から冬にかけてで、このころには生のメカジキが手に入りやすいです。
最近では輸入物も多く、冷凍のものは通年で食べられるため、食卓で使いやすい魚の1つになっています。

カジキの栄養

良質なたんぱく質が豊富

たんぱく質は、筋肉、内臓、皮膚、髪の毛など、体を作る成分になります。また、酵素やホルモンなどの体の機能を調整する成分にもなります。元気で丈夫な体を作るために大切な栄養素です。
たんぱく質はアミノ酸がたくさん結合してできていますが、アミノ酸には種類があります。その中に、体では作ることのできない「必須アミノ酸」と呼ばれるものがあり、カジキにはこれがバランスよく含まれた、良質のたんぱく質が豊富です。

たんぱく質の代謝で活躍するビタミンB6も多い

ビタミンB6は、主にたんぱく質の代謝の補酵素として働きます。食事から摂ったたんぱく質を一度分解し、からだが必要なたんぱく質を作り出すときに活躍します。カジキにはたんぱく質とビタミンB6の両方が含まれているため、体が効率よく代謝できるたんぱく質食品です。その他ビタミンB6は、脳と神経細胞の間で働く、神経伝達物質の合成にかかわっています。

高血圧の予防につながるカリウムが含まれる

体の細胞の中にある水分にはカリウム、外にはナトリウムが多く含まれていて、これらは適正な濃度を保つように、お互い調節し合ってバランスを取っています。体の中でナトリウム量が多くなると、カリウムはナトリウムを排出しやすくします。塩分の摂り過ぎによってナトリウムが増えると、この調節機能が働くので、高血圧の予防につながるのです。

カジキのおすすめレシピ

めかじき&新じゃが芋の揚げ焼き

スティック状にカットしているので、子どもにも食べやすいメニューです。少ない油で揚げ焼きにし、吸油を減らしてカロリーを抑えています。

メカジキの海藻焼き酢トマトがけ

淡白な味のカジキと、わかめとねぎの香りが、相性ばっちりです。酢トマトをかけることで、味にアクセントをプラスし、彩りも良くなります。

めかじきとショートパスタのペペロンチーノ

カジキはソテーにすることが多いですが、小さく切っていためる使い方もあります。このメニューでは、パスタの具に加えています。カジキの切り身には骨がないので、お肉のように使える食べやすい魚です。

まとめ

いかがでしたか?

カジキはマグロの仲間かな?と勘違いしていませんでしたか?マグロとは違う魚ですが、味が良く昔から親しまれていた魚です。たんぱく質が豊富で栄養価が高いこともわかりました。
たまにはいつもと違うメニューで、かじきを楽しんでみましょう。

【参考文献】
・藤原昌高/体においしい 魚の便利帳/高橋書店/2011年/43p
・厚生労働省/健康用語辞典 栄養・食生活 たんぱく質/e-ヘルスネット
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-044.html)
閲覧日:2022年3月1日
・国立健康・栄養研究所/ビタミンについての解説 ビタミンB6解説/「健康食品」の安全性・有効性情報
(https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail149.html)
閲覧日:2022年3月1日
・厚生労働省/健康用語辞典 栄養・食生活 カリウム/e-ヘルスネット
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-005.html)
閲覧日:2022年3月1日

(著者:原 美香 (管理栄養士))

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