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2021.09.24

秋分(しゅうぶん)/肌や髪のためにもホルモンバランスを整える | こころとからだの二十四節気

ワコール ボディブック

秋分の日(9月23日)から始まる二十四節気の「秋分」ですが、この日を境に夜が長くなり、秋が深まっていきます。

同時に、ホルモンバランスが乱れやすい時期ともいわれています。農作物が収穫時期を迎えるように、からだも春からの習慣や食事がホルモンの生産・分泌となって表れます。

その差がわかりやすいのは、肌の状態です。昔から「肌を見れば心の調子がわかる」といわれるように、肌は心とからだ全般の調子を反映しているのです。

秋分にケアしたいツボ

陽池(ようち)

位置:手の甲側で、小指と薬指の間を手首方向に指をあてていき、手首の付け根あたりのくぼみのところ。

方法:イタ気持ちいい程度に5秒押して5秒離す刺激を1セットとし、5〜10回押すようにしましょう。なお、ゴルフボールで刺激したり、お灸を行うこともおすすめです。

効果:全身の血流をよくして、からだを活性化してくれます。ターンオーバーを促進し、肌荒れや抜け毛、冷えからくる月経異常改善などに効果があります。

関衝(かんしょう)

位置:薬指の爪の生え際の脇、小指側にあるツボ。

方法:イタ気持ちいいい程度に5秒押して5秒離す刺激を1セットとし、5〜10回押しましょう。

効果:ホルモンの分泌をコントロールし、体調を整える効果があります。生理不順や更年期障害などの症状緩和にも効果的です。血液循環がよくなることから、ホルモンバランスだけでなく、肌を滑らかにする効果も期待できます。

膻中(だんちゅう)

位置:左右の乳頭を結んだ線の真ん中、胸骨のところ。そのあたりを人差し指で押さえていちばん痛いと感じるところです。

方法:気持ちよい程度に軽く5秒程度マッサージするのを1セットとし、5回ほど刺激するようにしましょう。また、突起物のついたシールや米粒などを貼っておくとさらに効果的です。

効果:女性ホルモンの分泌を促進するツボで、循環をよくしてくれます。美肌効果やむくみにも効果的です。また、ストレスのツボでもあることから、精神疲労に伴う不眠やイライラなどに効果を発揮します。

文/伊藤和憲(鍼灸師・明治国際医療大学教授)
イラスト/中根ゆたか

伊藤和憲(いとうかずのり)

鍼灸師・明治国際医療大学教授・鍼灸学部長・鍼灸臨床部長
1972年生まれ。鍼灸学博士。全日本鍼灸学会理事。明治国際医療大学鍼灸学部教授。明治国際医療大学大学院鍼灸学研究科教授、同大学大学院研究科長。2012年~2014年、厚生労働省科学研究費助成事業 地域医療基盤開発推進事業「慢性疼痛患者に対する統合医療的セルフケアプログラムの構築」, 2014年~2015年同研究助成事業「鍼灸における慢性疼痛患者の治療方針ならびに医師との連携に関するガイドライン」の研究班班長を務める。また、2016年より過疎化対策の一環として京都府南丹市にて養生の体験教室「MIYAMA 森の湯治場」、さらには奈良県宇陀郡曽爾村の美人プロジェクトを監修。明治国際医療大学附属鍼灸センター長を務め、「はり・きゅう」の治療に当たるとともに、慢性痛患者のためにセルフケアを指導している。

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