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2021.08.23

処暑(しょしょ)/夏疲れの蓄積はツボ押しで復活! | こころとからだの二十四節気

ワコール ボディブック

ようやく暑さも落ち着き、朝晩は過ごしやすくなってくる時期。夏から秋へと季節の移り変わりを気持ちよく感じながらも、からだのほうは変化についていけず、自律神経の異常が起こりやすく、アレルギーなどの症状が出やすいのもこの時期です。夏から蓄積した疲れで免疫力も低下し、風邪をひいたり体調をくずしやすくなったりします。

こうした症状の改善には、腸内環境を整え、免疫力を高めるツボをケアして、快適に秋を迎えましょう。

処暑にケアしたいツボ

手三里(てさんり)

位置:ひじを曲げたときにできる横ジワから手首のほうに向かって指幅3本の位置。
方法:イタ気持ちいい程度に5秒押して5秒離す刺激を1セットとし、5〜10回ほど押すようにしましょう。また、慢性的にアレルギーがある場合は、突起物のついたシールや米粒などを貼っておくとさらに効果的です。
効果:アレルギー症状以外にも、胃の調子が悪いとき・寝違えたとき・肩こり・腕のだるさ・気分の落ち込みにも効果的です。

迎香(げいこう)

位置:小鼻のすぐ脇。
方法:イタ気持ちいい程度に5秒押して5秒離す刺激を1セットとし、5〜10回ほど押すようにしましょう。
効果:鼻水・鼻づまり、花粉症など鼻の不調・アレルギー症状に効果があります。また、鼻のまわりの血流をよくすることで、シミ・シワ・たるみなどの美容効果も期待できます。さらに、鼻のとおりがよくなると口呼吸が減り、いびき改善にも効果が期待できます。

太陽(たいよう)

位置:こめかみにあるツボです。正確には、こめかみからほんの少し目に近いところで、押して気持ちいいポイントを探してください。
方法:軽く5秒程度のマッサージを1セットとし、5回ほど刺激しましょう。ツボにこだわらず、こめかみ全体を親指で押すだけでも効果が期待できます。
効果:目の痛みや目のかゆみなど、眼の症状に効果的なツボです。また、パソコンやスマホの使いすぎによる目の疲れ・視力低下、さらには頭痛などの症状改善にもおすすめです。

文/伊藤和憲(鍼灸師・明治国際医療大学教授)
イラスト/中根ゆたか

伊藤和憲(いとうかずのり)

鍼灸師・明治国際医療大学教授・鍼灸学部長・鍼灸臨床部長
1972年生まれ。鍼灸学博士。全日本鍼灸学会理事。明治国際医療大学鍼灸学部教授。明治国際医療大学大学院鍼灸学研究科教授、同大学大学院研究科長。2012年~2014年、厚生労働省科学研究費助成事業 地域医療基盤開発推進事業「慢性疼痛患者に対する統合医療的セルフケアプログラムの構築」, 2014年~2015年同研究助成事業「鍼灸における慢性疼痛患者の治療方針ならびに医師との連携に関するガイドライン」の研究班班長を務める。また、2016年より過疎化対策の一環として京都府南丹市にて養生の体験教室「MIYAMA 森の湯治場」、さらには奈良県宇陀郡曽爾村の美人プロジェクトを監修。明治国際医療大学附属鍼灸センター長を務め、「はり・きゅう」の治療に当たるとともに、慢性痛患者のためにセルフケアを指導している。

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