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2021.10.21

足腰の強さを高める!滑らかな動きで下半身を鍛える摟膝拗歩【太極拳はじめの一歩#5】

kencom編集部

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運動不足の方にとって、短時間で全身を鍛えられたら嬉しいものです。

今回ご紹介する摟膝拗歩(ろうしつようほ)は太極拳の様々な動きが詰まっている動き。行うことで、足腰はもちろん、肩周りもしっかり動かせるようになりますよ。

全身をくまなく動かす摟膝拗歩に挑戦

摟膝拗歩は、複雑な動きも含まれるため、今までご紹介してきた2つよりやや難しいかもしれません。少しだけ足の動きを簡単にしてありますので、ゆっくりと行っていきましょう。

動画を見ながらご一緒に

やり方

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(1)まっすぐに立つ。

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(2)左足を一歩前に出し、後ろ膝を45度曲げて、体重を後ろにかける。正面から見て足の幅は拳一個分。背筋は伸ばす。前後は骨盤が真っ直ぐの状態のまま、スネの長さくらい。膝は正面に落とす。

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(3)左手は腰の横に置いておく。右手は肩の前。

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(5)左手は前、右手を後ろ斜め横に伸ばす。

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(6)左手を顔の前に立て、右手を回し上げる。

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(7)右の掌を内側に向けて、右手のこめかみに当て、左手は右太ももの横に落としていく。(身体は斜め右を向く)

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(8)左手を前に伸ばす。(身体を正面に向ける)この動作を何度か繰り返した後、左右の足を入れ替え反対側も行う。

太極拳の動きを取り入れて毎日を楽しく!

太極拳は長い歴史を持つだけでなく、その健康効果は論文などでも紹介されています。一見難しそうに見えますが、今回を含め紹介した3つの運動などを参考に動いていただき、効果を体感してみてください。

みなさんが太極拳に少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。

萩澤成彦(はぎざわ・なりひこ)

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全日本柔拳連盟 会長補佐/國際教練
本部専門クラス指導員
大阪本部・早稲田支部支部長
中華国術国際連盟総会七段拝受
地曳秀峰老師入室弟子

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