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2021.10.14

肩こり対策にピッタリ!滑らかに肩周りを動かす白鶴亮翅【太極拳はじめの一歩#4】

kencom編集部

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デスクワークで辛いことの一つが肩凝り。1日中机の前に座って作業していると、知らない間に猫背になり、肩甲骨周りの柔軟性が失われていきます。

そこで今回は、太極拳の第九勢「白鶴亮翅(はっかくりょうし)」の動きを使った肩周りを動かす方法をご紹介しましょう。

白鶴が翼を広げる動きを応用

この白鶴亮翅は、本来足と腕を連動させて動かす技ですが、初めての方にとっては難しいので、手だけで行う形にしました。これだけでもかなり肩周りを動かすことにつながりますよ。

動画を見ながらご一緒に

やり方

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(1)肩幅に立つ。

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(2)おなかの前を左手で押さえ右手はおでこ上にし、前に伸ばす。

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(3)膝を前に落として沈み込みながら、左に腰を回し、右手を前に伸ばす。左手は一緒の位置。

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(4)左手を大きく下から右手の指の上まで回し上げる。

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(5)両手をひねり返して、掌を身体に向ける。

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(6)正面を向きながら右手を下げ、左手を正面に上げる。右手は左手の真下に。

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(7)膝は曲げたまま、右に向き、左肩を前に。

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(8)右腕を下から大きく回し上げ、左手の前に。

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(9)両手掌を返して身体の前に向ける。

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(10)左手を下ろし、右手を上げる。右肘の下に左手。流れるように左右に繰り返す。

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(11)正面に戻ったタイミングで膝を少し落としてから伸ばし、元の姿勢に。

肩の柔軟性を維持しよう

肩周りは油断するとすぐに硬くなる部分です。毎日少しずつでもいいので、この動きをとり入れて、柔軟性を維持していきましょう。

萩澤成彦(はぎざわ・なりひこ)

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全日本柔拳連盟 会長補佐/國際教練
本部専門クラス指導員
大阪本部・早稲田支部支部長
中華国術国際連盟総会七段拝受
地曳秀峰老師入室弟子

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