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2021.07.24

夏場フル稼働する「冷凍庫」。コツを抑えてスピーディーに整理しよう!

kencom公式:ライフオーガナイザー® ・門傳奈々

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冷蔵庫の中でも、夏場は特に使用頻度が高くなる「冷凍庫」。開閉する機会が多くなる上に、整理されていないと目的の食材を取り出すまでに時間がかかってしまいます。ドアを開けている時間が長ければ、冷気が逃げてしまい電力が消費されてしまいます。

そこで今回は、整理次第で夏の家事がグンと楽になる「冷凍庫整理のポイント」と「整理作業の進め方」をお伝えします。

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冷凍庫整理のポイント5つ

一般的な冷蔵庫の「冷凍室」は、引き出し式で奥行きと深さがあるタイプがほとんどです。この「奥行き」と「深さ」を上手に利用して、効率的に食材を冷凍保存するためのポイントを5つ紹介します。

ポイント1:食材の住所を決める

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冷凍庫は奥行きと深さがあるので、容量もたっぷりあります。何をどこにしまうのかを決めておかないと毎回「あれどこにしまった?」という状態になりかねません。「肉/魚」、「加工食品/惣菜」、「野菜」、「アイスなどのスイーツ類」、「保冷剤」などとカテゴリーごとにしまう場所を決めるのも良いですね。

ひとつ注意したいのは、製氷機に他の食材を入れないこと。冷凍室自体に場所がなくなってしまうと、製氷皿やトレーの空間に食材を詰め込みたくなりますが、におい移りや汚れの原因にもなるので避けましょう。

ポイント2:取り出しやすい場所に「使用頻度が高いもの」を入れる

取り出しやすい場所はどの部分なのか、使用頻度の高いものは何なのかを把握しましょう。

取り出しやすい場所はどの部分なのか、使用頻度の高いものは何なのかを把握しましょう。

部屋の片づけや前回の冷蔵庫の整理整頓でも繰り返しお伝えしていることですが、冷凍庫の片づけにおいても取り出しやすいところによく使うものを入れることが基本です。

電力消費の面からみても、冷凍室のドアの開閉回数はできれば少なく、開閉時間もできるだけ短い方が良いですね。そのためには「取り出しやすい場所=開けてすぐ手の届くところ」に「よく使うもの」を入れるようにしましょう。

ポイント3:「立てる収納」で食材を見つけやすく

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冷凍庫は深さがあるので、つい食材を次々に詰め込んでしまいがちです。詰め込むこと=食材を重ねることにつながるため、下になった食材は当然見つけにくくなり、食材を掘り起こすような状態で探すとドアを開けっ放しにする時間も長くなってしまいます。

そのため食材は、「立てて収納」することが大切です。ただ、食材だけを立てることは難しいので、ブックエンドや仕切りなどを上手にしてみましょう。「立てて収納」を意識するだけで、取り出しやすく戻しやすい収納に変化します。

ポイント4:整理は短時間でスピーディーに

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冷凍庫の整理は、冷蔵庫整理と同様に食材を冷凍庫の外に出す瞬間があります。その上、ドアの開閉もあるので、スピーディーに行わないと電力が余分に消費されてしまいます。食材を出してから整理の仕方を考えていては、作業効率が悪いため、片づけ作業に入る前に計画と段取りを考えてから整理するようにしましょう。

ポイント5:食材同士で冷やしあうため9割収納でOK

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冷蔵庫収納では7、8割収納をおすすめしましたが、冷凍庫は冷凍された食材同士が冷やしあうので、食材同士の空間が狭いほうが電力消費は少なくなります。そのため食材は9割ほど入っていても問題ありません。

冷凍庫整理の進め方

冷凍庫整理のポイントが分かったら、整理作業に入りましょう。ここで大切なのが先述の通り、作業に入る前の準備と整理作業はスピーディーに行うことです!

進め方1:どこから、どう進めるのか決める

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冷凍庫整理で大切なのが、計画を立ててから段取りよく整理を進めていくことです。繰り返しになりますが、冷凍庫の扉を開けてから「何をどこにしまおうかな〜」と考えていては、電気代が無駄になってしまいます。

まずは「冷凍庫のどの場所が一番手に取りやすいか」を確認します。その後「手に取りやすい場所に一番使うものを入れる」ことを意識し、何をどこにしまうのか計画を立ててみましょう。紙に書くのが良いですが、面倒な方は頭の中で考えるだけでも作業効率がアップします。

進め方2:エリアごとに食材を出し、掃除も行う

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冷凍庫は奥行きと深さがあるので、一気に全部行おうとせず、整理する場所を区切って行うと良いでしょう。例えば、今日は冷凍室の引き出しだけ、といった具合です。一番大きい引き出し部分も2~3回に分けて行い、冷凍庫の中身を出した段階で、拭き掃除などを行うと良いでしょう。

進め方3:食材を分け、処分する

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冷凍庫から食材を出したら消費期限はもちろん、保存場所と使用頻度が合っているかも確認しましょう。消費期限が切れているもの、この先使う予定がないものはこのタイミングで処分しましょう。

進め方4:食材を冷凍庫に戻す

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進め方3で残すと決めた食材を冷凍庫に戻していきます。ここで重要なのが、どこに何をしまうか意識することです。せっかく整理したのに、使用頻度の高いものを取り出しにくい場所にしまっては作業が無駄になってしまいますので注意しましょう。

【実例】冷凍庫整理で役に立つアイデア

ここからは、筆者の家庭で実践している整理&収納に役立つアイデアを3つご紹介します。

使う人/タイミングが決まっている食材をまとめる

100円ショップのカトラリー用のトレーなどを活用し食材をまとめています。

100円ショップのカトラリー用のトレーなどを活用し食材をまとめています。

使う人やタイミングが決まっている食材は、まとめておくと良いでしょう。我が家の場合、子どもが食べるアイスや弁当に使用する保冷剤をケースに入れてまとめておきます。こうしておくことで、子どもが自分でアイスを取り出すことができるので「ママ、アイス取って!」と言われることもなくなります。また、弁当作りのたびに保冷剤を探す手間も解消できます。

使いかけの食材は場所を決めてまとめておく

使いかけ食材は、ラベルを上にしておけば何の食材か分かりやすくなります。

使いかけ食材は、ラベルを上にしておけば何の食材か分かりやすくなります。

冷蔵庫整理の記事でもお伝えしましたが、冷凍庫にも「使いかけ食材入れ」を作っておくと便利です。開封した冷凍食材は早めに使い切らないと冷凍焼けなどで鮮度が落ちてしまいます。冷凍しているから安心とは言い切れないため、「使いかけ食材入れ」のコーナーを設けておくと、優先的に使用する習慣がつく手助けをしてくれます。

「立てる収納」をするためのアイテムを使う

ヨーグルトの空き容器が冷凍庫でも大活躍。

ヨーグルトの空き容器が冷凍庫でも大活躍。

ダイソーで購入した「冷凍庫用のスタンド」は、伸び縮みができて便利です。

ダイソーで購入した「冷凍庫用のスタンド」は、伸び縮みができて便利です。

ポイントでもお伝えした通り、冷凍庫では食材を立たせて収納しましょう。「立てる収納」を手助けしてくれるのが、スタンドなどのアイテムです。しかし、わざわざスタンドなどを購入せずともヨーグルトの空き容器や、保存用容器などを活用するのもおすすめです。

取り出しやすい冷凍庫で快適な夏を過ごそう!

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「冷凍庫に保存していれば安心!」と、つい食材を詰め込みすぎて使い勝手が悪くなってしまう冷凍庫。ご紹介した「取り出しやすい場所によく使うものを立てて収納」「作業は短時間で」などのポイントを参考に冷凍庫を整理し、この夏を快適に過ごしてくださいね。

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著者プロフィール

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■門傳奈々(もんでん・なな)

ライフオーガナイザー®、メンタルオーガナイザー®︎、整理収納アドバイザー1級。夫と3人の子どもがいる5人家族。夫の転勤に伴い、中東、インドなどで海外生活を送った後、日本に帰国。「片づけが苦手」だった自分の経験を生かし、だれでも簡単に整理できる収納方法を提案するため、個人宅を訪問しお片づけのお手伝いをしたり、お片づけ講座、お片づけお悩みシェア会などを開催。

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