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2021.07.17

本格的な暑さの前に!「冷蔵庫整理」の手順とポイントとは?

kencom公式:ライフオーガナイザー® ・門傳奈々

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食材の保存にかかせない「冷蔵庫」。特に夏場は様々な食材を保冷しますが、「冷蔵庫に入れておけば安心!」と何でも詰め込むのは危険です。電力消費を加速させますし、冷気が効果的に行き届かないこともあります。

また、本格的な暑さに入る前なら、気温もちょうどよく、体も動きやすいので掃除や整理をするのに向いています。また扉の開け閉めで多少冷気が出てきても「寒い」と感じることはありません。

そこで、真夏を前にしたこの時期にやっておきたい「冷蔵庫整理の手順とポイント」を紹介します。

冷蔵庫整理する前に意識したい6つのこと

冷蔵庫整理の目的とゴールを考えてみましょう

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冷蔵庫を整理する目的として、「必要なものを簡単に取り出しやすくすること」や「食品ロスを生まないこと」、「電力を効率よく使用できるようにすること」などがあります。つまり、「何がどこに入っているか」が明確になれば良いのです。そのためには、冷蔵庫収納は全体の7~8割収納をゴールに設定するのがおすすめです。

また夏場は、思いがけない頂き物があることも多いでしょう。スペースがないと頂き物も素直に喜べなくなってしまうため、冷蔵庫内にそれらを入れる場所を確保しておくこともこの時期はおすすめです。

整理と掃除をセットに

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冷蔵庫の整理では、冷蔵庫の中身を出し入れするため、その際にぜひやっていただきたいことがあります。それは「掃除」です。冷蔵庫内の掃除は、よほどマメな方でない限り掃除する頻度はそれほど多くないでしょう。そのため案外汚れがたまっている場所でもあります。

取り外しができる引き出しなどは水洗いすると良いですね。外せない場所は、除菌シートなどを活用して拭き掃除すると清潔感を保つことができます。

整理は食材が少ないタイミングで

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食材がたくさん詰め込まれているタイミングで整理するのはあまりおすすめできません。

どうしても冷蔵庫の中身を取り出さなくてはいけないので、食材が少ないタイミングを見計らって整理しましょう。買い物に行く前や、一週間の中で食材がもっとも減る時に冷蔵庫整理をするのが良いでしょう。

短時間で終わらせるようにする

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冷蔵庫内の食材は、要冷蔵の食材です。冷蔵庫整理のために食材を外に出しておく時間が長くなってしまわないように注意しましょう。短時間で終わらせるためには、ポケット1つ分、棚半分ずつ。など作業を小分けにして行うようにするのが良いでしょう。

よく使う食材と取り出しやすい高さを把握する

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「取り出しやすい高さにしまうこと」は、片づけ全般に当てはまることですが、冷蔵庫では特に大切です。なぜなら、ドアを開ける時間を少しでも短縮させたいからです。どの場所がどんな使い勝手なのか、よく使う食材は何かを把握してみましょう。

仕切って収納する

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冷蔵庫内をきれいに見せるのは、食材が整然と並ぶことです。ボックスや仕切りなどをうまく活用すると整って見えるだけでなく食材を戻す場所が明確になるので、自然と整理されます。写真のようなアイテムは100円ショップで購入することができるので、自分に合ったアイテムを活用してみましょう。

いざ冷蔵庫整理スタート!6つの手順に沿って実践!

ここからは、具体的に冷蔵庫の整理をどのように進めていくと良いのか、6つの手順に沿って説明します。

左右の扉、中央の棚、チルド室の中で、取り出しやすさを考えてみましょう。

左右の扉、中央の棚、チルド室の中で、取り出しやすさを考えてみましょう。

手順1:取り出しやすい場所を確認する

冷蔵庫は収納する場所が左右のドアポケットと中央棚、チルド室などに分かれています。野菜室も同様に引き出しと野菜室に分けられます。それぞれの高さ、奥行きなどをチェックして、どの場所が一番取り出しやすいか順番をつけてみましょう。

手順2:何をどこにしまうかを決める

手順1で確認した「取り出しやすい場所」には「よく使うもの」を収納すると良いでしょう。例えば、我が家の冷蔵庫の一番取り出しやすい場所には、よく使う調味料やドレッシング類を収納しています。反対に、手が届きにくく取り出しにくいと感じる棚には、使用頻度の低い食材や私より背の高い夫が使う食材(お酒やおつまみ)などを入れてあります。取り出しにくい場所の食材の収納には、取っ手つきの収納ボックスを使用したり、食材用の整理トレーなどを用いるのも良いでしょう。

手順3:片づける場所ごとに冷蔵庫の中身を出す

片づけ作業に入ります。片づける場所は、細かく区切り、片づける場所ごとに冷蔵庫の中身を出すと良いでしょう。

手順4:掃除をする

冷蔵庫の中身を出したタイミングで、棚やトレーを掃除します。洗えるものはこのタイミングで丸洗いしてしまうと良いでしょう。

手順5:期限切れの食材をチェックする

消費(賞味)期限切れの食材はないか確認していきます。期限が切れているものは、このタイミングで処分してしまいましょう。

手順6:食材を戻す

最後に使用する食材だけを戻していきます。この時注意したいのが「どの場所に配置するか」です。よく使うものは取り出しやすい場所に配置するなど、このタイミングに使い勝手の良さを考えて食材を戻していきましょう。

冷蔵庫あるある。食品ロスを減らすためにできること

整理が完了したら「食材の消費(賞味)期限」に目を向けてみましょう。使い切る前に消費期限を迎えてしまう食材は、食品ロスとなってしまいます。そうならないためには、消費頻度を高める工夫が必要です。

・目につきやすい場所に収納する

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納豆に付属の小さいからしは、我が家では余りやすい調味料の一つです。ドアポケットにケースを設置しておけば、目に入ると「使わなくては」と思い消費します。からし漬けに使用したり、餃子やシュウマイ、とんかつなどを食べる際はここからからしを消費しています。

・まとめて収納しておく

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使いかけの野菜などは「使いかけの食材入れ」を野菜室に設け、消費する際は細かく刻んでスープや味噌汁、カレーの具材にしています。ヨーグルトの空き容器が汚れに強いため非常に便利です。食事の準備をする時は、まずその「使いかけの食材入れ」に目を通してから、消費方法を考えることを習慣にしています。

・余りがちな調味料の活用バリエーションを考えてみる

余りがちな調味料は、他の調味料と混ぜて新たな味を作ります。例えば柚子こしょうは、マヨネーズと混ぜてディップにしたり、めんつゆとオリーブ油と混ぜてドレッシングにして消費します。その他そうめんのつゆにプラスすれば、わさびとはまた違った味わいが楽しめます。

・消費期限を大きく書いておく

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消費期限表示を大きく書いておけば、期限前に消費しようとします。消費期限をより目立たせるようにマスキングテープやラベルで大きく書き加えるのも良いでしょう。

・購入する際、サイズや量を意識する

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何度も消費期限を切らせてしまう食材や調味料は、購入するサイズ感と消費量が合っていないのかもしれません。少し小さいサイズのものを購入したり、他の食材で代用できないか工夫するのも良いでしょう。

冷蔵庫整理で快適な夏を迎えましょう!

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真夏は冷蔵庫を開閉する回数も増えますね。そんな時に整理整頓されていない冷蔵庫を毎回目にするのはストレスです。暑いだけでも大変なのにその中で片づける…となると気が重くなります。そうならないためにも、夏本番を迎える前の冷蔵庫整理に取り組んでみませんか。

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著者プロフィール

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■門傳奈々(もんでん・なな)

ライフオーガナイザー®、メンタルオーガナイザー®︎、整理収納アドバイザー1級。夫と3人の子どもがいる5人家族。夫の転勤に伴い、中東、インドなどで海外生活を送った後、日本に帰国。「片づけが苦手」だった自分の経験を生かし、だれでも簡単に整理できる収納方法を提案するため、個人宅を訪問しお片づけのお手伝いをしたり、お片づけ講座、お片づけお悩みシェア会などを開催。

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