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2021.04.29

姿勢の悪さからくる首の痛みをリセットせよ!【リモレッチ極#5】

kencom公式:柔道整復師・中村雅貴

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デスクワーク中に気がつくと首がガクンと下に落ちているという方は多いのではないでしょうか?
その結果、首への痛みを訴えている方が増えています。

今回は、姿勢からくる首の痛みをケアするリモレッチをご紹介します。

重い首は正しい姿勢で支えよう!

まずはご自身の姿勢がどんな状態か、下記のポイントでチェックしてみましょう。

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この3つの項目が当てはまる方は、姿勢が悪い状態で身体に負担をかけながら仕事をしている可能性が大きいです。
いずれも後頭部から肩の付け根にかけてのストレスが増え、痛みや不快感を訴える事が多いのですが、注目すべき点は「首の前側の筋肉」です。

上記3つの悪い姿勢はいずれも首の前側の筋肉を緊張させてしまう姿勢です。
首の不調は後ろ側に強く不快感を感じる事が多いのですが、まず前側の筋肉をケアすることで症状が改善する事が期待できます。

本日は首の前側 身体の前面にある「胸骨と鎖骨」から耳の後ろ骨につく「胸鎖乳突筋」という首の筋肉をストレッチして、姿勢も首の痛みも改善効果が期待できるストレッチをご紹介していきます。

早速動画でチェック!

やり方

1.鎖骨と胸骨のつなぎ目を両手で押さえる

2.つなぎ目を下に軽く押し込む

3.首を後ろやや横へ傾けて押さえたあたりの筋肉が伸びているのを感じる

4.20~30秒程度行ったら反対側を行う。左右合わせて2〜3セット行う

首の痛みは胸鎖乳突筋を伸ばそう!

首を後ろに傾けすぎると首の後方へのストレスで痛める可能性があるので注意しましょう。

人間の頭はボーリング球と同じくらいの重さがあり、バランスを崩すとその負荷が全て首にかかってしまいます。だからこそ、姿勢を正しく保つのが大切になってきます。
このリモレッチで、身体をほぐしつつ、良い姿勢を作るように頑張ってみましょう!

中村 雅貴(なかむら・まさたか)

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柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メソッドを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。