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2021.03.04

グッバイ腰痛!もも裏の緩みで腰を楽にする方法【リモレッチ極#1】

kencom公式:柔道整復師・中村雅貴

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リモートワークの普及が浸透する環境で増えている身体の不具合。今までは感じることがなかった痛みやこわばり、不調をどのように解消すればいいのか。
お悩みの方の助けになるべく、リモレッチが帰ってきました!
今回からは、肩・腰・目など、今最も悩みが多い部位に特化してお届けします。
教えてくれるのはご存知、柔道整復師の中村さんです。毎週少しずつ取り組んでいって、2021年も元気に過ごしましょう!

腰の痛みは太ももから正す!腰痛リモレッチその1

みなさん、今回からもよろしくお願いします。
リモレッチはリモートワークや長時間仕事などでこわばった身体を短時間でほぐし、楽にするためのテクニックです。
おすすめはお仕事を30~45分行ったら2~3分ほどリモレッチを取り入れること。不調の解消や予防の効果を期待できますよ。

長時間座ったままでいると固くなる太もも裏の筋肉(ハムストリング)をほぐそう!

太もも裏の筋肉は骨盤に付着するので、腰痛と深い関係があります。太もも裏が固くなると骨盤の動きが悪くなり、腰の筋肉の負担が増え腰痛になるリスクが高まります。

腰痛と関連する神経に「坐骨神経」という神経があります。太もも裏の筋肉が固くなると坐骨神経の神経痛を引き起こし腰痛となるケースもあります。
定期的に太もも裏の筋肉のストレッチを行うことで、腰痛のリスクは軽減し姿勢もよくなるメリットがありますので、積極的に行っていきましょう。

今回はタオルを使って行います。
特別なものでなくても構いません。一般的なタオルをご用意ください。

早速動画でチェック!

やり方

(1)フェイスタオルを持ったまま仰向けに寝ころがる。

(2)足の裏にタオルを引っかけ、両端をそれぞれの手で握る。

(3)タオルを引っ掛けた側の膝を軽く曲げたまま、股関節から足を90度の角度まで上げていく。

(4)股関節の角度を変えないようにしながら膝を伸ばし、足裏を天井に向けるように上げていく。股関節を引きつけすぎないように注意。

(5)上げられる範囲まで上げたら30秒間キープ。左右各2〜3セット行う。タオルをしっかり握って、倒れないように注意。

太もも裏を気持ちよく伸ばして姿勢良く歩こう!

このリモレッチをやりつつ気をつけていただきたいのが歩き方。
猫背の状態で歩いていると、太もも裏のハムストリングに負担がかかって固くなりがちです。
ぜひこのリモレッチで気持ちよく伸ばした後は、背筋も伸ばして歩いてみてください。

中村 雅貴(なかむら・まさたか)

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柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メソッドを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。