2021.11.11
猫背とバイバイ!巻き肩やめて姿勢を正しく【リモレッチ極#19】
姿勢をよくするためのリモレッチ2回目は、みなさん気になる猫背の改善方法について。
猫背と一言でいっても様々なタイプがありますが、今回は長時間デスクワークなどでなりやすい肩起因のものの対策です。
見た目も良くなりますから、のんびりと整えていきましょう。
丸まった背中を産み出す「巻き肩」を撃退しよう
デスクワーク作業が増えて、首こり肩こりに悩む人が増えている事に比例して、猫背姿勢が気になる方も増えています。
長時間キーボードでの作業は肩の前側や胸の筋肉が硬くなって肩が前に巻いてしまう、猫背姿勢の大きな原因です。
肩が巻いてしまうと肩甲骨が外側に開いて動きが悪くなり、肩甲骨周囲の背中の筋肉まで硬くなって、首や背中の凝りの原因になります。
猫背を改善するためには縮んでしまった筋肉を伸ばし、肩甲骨を背骨の中央に寄せる動きを作るのが大事です。
そこまで負荷は必要ありませんので、今回は「膝付きプッシュアップ」で整えることにしましょう。
早速動画でチェック
やり方
1.膝をついて四つ這いになる
2.手を肩の真下に置く。手はベタっとつけず、掌内にお椀があるようなイメージで床につく
3.脇を締めるようなイメージで上体を倒し、床に胸を近づけていく。腰がそらないように注意
4.胸に刺激が入り肩甲骨が動いた感覚を感じたら、上体を戻して元の姿勢に戻る
無理せず休みながら目標10回行っていきましょう。
手首が痛かったらタオルを敷いて、こぶしを握ってやってみると、多少楽に行えます。
胸の強化にもなるのでさらに姿勢改善!
デスクワークが多いとめっきり動かす機会がなくなるのが肩甲骨です。
ちょっと肩がこったな、首回りに疲れが溜まっているなというタイミングで行っていきましょう。
動かす機会を増やすことで、滑らかに動くようになりますよ。
中村 雅貴(なかむら・まさたか)
柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メソッドを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。