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2021.10.28

姿勢整え!固まった股関節を滑らかにする方法【リモレッチ極#18】

kencom公式:柔道整復師・中村雅貴

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今回からはリモートワークの普及に伴い増えている、姿勢の乱れを整える方法を紹介していきます。
自宅で椅子に座って仕事をしていると、社内で働いていた頃よりもついついだらけてしまったり、楽な姿勢で行おうとしていませんか?
これらはその場だけなら小さいことですが、長く続くことで姿勢の乱れ、ひいては不調につながってきます。
ぜひ、ここでしっかりと正していきましょう。

座りすぎで固まった股関節を動かそう

今までなかったのに、腰痛やお尻の痛みといった悩みをここ最近急に感じるようになってきた。
そんな方は座った姿勢での作業が増えたことで、股関節が以前より硬くなっている可能性があります。

股関節は脚の付け根の関節で、歩く時や階段を昇る時、床の荷物を持ち上げる時に非常に重要な部位です。
ここに硬さがあると、必要な筋肉が使えず歩く姿勢が悪くなってしまったり、階段での転倒や腰痛の原因になる可能性もあります。

今回ご紹介する「ヒップヒンジ」で早め早めにケアしていきましょう。
このトレーニングは運動初心者にも分かりやすいのでお勧めです。

早速動画でチェック

やり方

1.脚を肩幅に開き、手は股関節の前におく

2.股関節を引くと同時に後ろに誘導するように意識する

3.股関節を引く。この時、膝頭は足首より前に出ないように気をつける

4.お尻と太もも裏に伸ばされる刺激を感じたら止める

5.元に戻る

10回行う

良く使う部位だけにこまめに行ってケアを

股関節は普段の姿勢にも影響があり、反り腰や猫背の原因にもなる大事なポイント。姿勢を正していこうと思うなら、しっかりと柔らかさを取り戻しておくことが大事です。
空き時間があればこまめに行っていきましょう。

中村 雅貴(なかむら・まさたか)

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柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メソッドを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。

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