2021.05.14
ビタミンもタンパク質もたっぷり!誰でも食べやすいチーズトローリジャガイモ餅【安心ごはん#12】
ジャガイモは1年中取れる野菜ですが、3〜5月と9〜11月の2回旬があります。
ちょうど春の旬の終盤を迎えたこの時期に、お年寄りから子供まで家族みんなで食べやすいジャガイモ餅にチーズを乗せて作ってみましょう。
食が細くなり、タンパク質などの身体に必要な栄養が不足しがちなご年配の方にも、育ち盛りのお子様にもおすすめのおやつです。
また、つるっとして食べやすいので、朝食にもなります。いつもの朝食のマンネリ解消にいかがでしょうか。
材料(2人分)
ジャガイモ 2個(200g)
白玉粉 大さじ6(150g)
水 大さじ4
砂糖 大さじ1
チーズ(ピザ用でもスライスチーズでもOK) 適量(40g程度)
油 適量
作り方
1.ジャガイモの皮をむいてそれぞれラップにくるみ、皿に乗せて600Wの電子レンジで5分加熱する。
2.レンジで加熱している間に、ボウルへ白玉粉と水を入れてよく混ぜ合わせる。
3.1のジャガイモを熱いうちに2のボウルに加え、フォークなどでつぶしながら混ぜ合わせる。
4.全体が均一に混ざったら、たねを4等分にして手のひらの上で楕円形に伸ばす。その真ん中にチーズをのせて折りたたみ、合わせた端を指でつまんで押さえてしっかりとめる。
5. フライパンに油を熱し、5をこんがりと両面焼く。
おいしいワンポイントアドバイス
ジャガイモは食物繊維を多く含み、糖質分も含んでいます。また、比較的熱に強いビタミンCも含有しているので、焼いても半分以上のビタミンCが残るといわれます。
ここに良質なタンパク質のチーズを加えることで、栄養バランスが良くなります。
残り短い春の新ジャガを、たまにはお餅にして楽しんでみませんか?
りんひろこ
料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。