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2016.09.26

ヨガ男子が流行中!?長友、イチローなど一流選手がヨガを取り入れる理由は?

KenCoM公式ライター:中野友希

美や健康に関心を向ける女性達に巻き起こったヨガブームですが、今ではヨガに夢中になっている”ヨガ男子”も増えているのだとか。イチロー選手や長友選手などプロスポーツ選手たちがこぞって取り入れているヨガは、肉体的にだけではなく、精神的にも様々なメリットをもたらしてくれるのだそうです。

ここでは、一流選手たちがヨガを取り入れる理由にフォーカスしながら、自宅でもできるおすすめのヨガポーズをご紹介していきます。

有名スポーツ選手イチロー、長友もハマっているヨガ

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ヨガといえば、これまではダイエットや美容、体型維持のために女性が取り入れているエクササイズでした。ゆっくりと呼吸を感じながら行うワークアウトは、筋力の少ない女性でも無理なく始められるだけでなく、ストレス社会といわれている現代で、心と体のバランスを取るために、ヨガが有効だといわれているためです。

最近では、健康志向の男子にもヨガを取り入れる人が多いのだとか。火付け役になっているのはプロサッカー選手や野球選手です。イチロー選手や長友選手のヨガへのハマりっぷりを見れば、ヨガがプロスポーツ選手にとって、有効であることが伺えますし、サッカー界では、W杯王者のドイツが、なんとヨガインストラクターとタッグを組んで欧州選手権2016に挑んだというのです。

ヨガがアスリートに注目されている3つの理由

ヨガは、肉体だけではなく心にも働きかけてくれる全身のエクササイズ。今では世界的に認められているエクササイズのひとつ”ヨガ”が、アスリートに注目されている理由はどういうものなのでしょうか。ここでは、ヨガがアスリート達に注目されている3つの理由についてみていきましょう。

1、柔軟性が高まり、体の可動域が広がる

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ヨガのポーズには、人間、動物、木など生物や自然をモチーフにした様々なポーズがあります。決して激しい動きをするわけではありませんが、ヨガの基本であるいくつかの呼吸法をマスターしながら、それぞれのポーズを実践していくと、関節や骨の可動域が広がり、肉体がほぐされていきます。

パワーヨガやピラティスなどは、運動量が多く、エクササイズ効果が抜群であったり、体に余計な負荷をかけずに体幹部のコアマッスルを鍛えることができます。ヨガの一つの考え方として、心と体はつながっている、という考え方があります。体の可動域が狭いということは、心の可動域も狭い、と考えられているのです。

2、集中力がアップ、パフォーマンスの向上はケガの予防につながる

ヨガの考え方には様々な学派がありますが、ヨガは体を強くすることだけに集中するのではなく、”内なる心”に意識を集中させ、瞑想とともに行っていくのもひとつの特徴です。

呼吸を整え、意識を体の動きや呼吸に落とし込むことで集中力がアップし、集中力が高まることで、自ずと自己のパフォーマンスが向上します。さらに、柔軟性と集中力、パフォーマンスの向上によって、ケガの予防にもつながると考えられています。

3、プレッシャーに対する心のバランスを維持できる

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独サッカーチームのインストラクターを務めるミュンヘン在住のパトリック・ブルーム氏は、ヨガのエクササイズを通じて精神的にも肉体的にもリラックスさせることを目標にしている裏方スタッフの一人です。

さらに、このヨガという古代インドの鍛錬法に魅了されているヨアヒム・レーブ監督は、肉体的な状態をトップに持っていくだけでなく、頭の状態も整える必要性を訴えています。ブルーム氏は、日々重圧にさらされているサッカー選手たちは、ヨガによって心のバランスを保つ助けになっている、と説明しています。

筋力アップや柔軟に効くおすすめヨガポーズ3選

ヨガは、体の筋肉を鍛えるだけでなく、瞑想を行ったり呼吸法を身に着けることで、体の内側からもじわりと効いてくるエクササイズ。ここでは、初心者から中級者向けのおすすめヨガポーズをご紹介していきます。

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屍のポーズ:ヨガの基本になる呼吸法

1、ヨガマットの上で横になります。
2、足を腰幅またはマットの幅に、自分が楽な姿勢になるくらいの幅を置いて開きます。足の指は外向きにリラックスさせます。
3、腕は身体の両側に自然に置き、手の平は上に向けて受け入れる形をとります。鼻から数回大きく息を吸い、口から吐いて身体と心に残っている最後の力を解放します。新しい気を採り入れて、悪い気を吐き出すイメージです。ここで20回、または好きなだけ深い呼吸を行います。

ヨガの基本は呼吸法をマスターすること。呼吸に全神経を集中させて自分のリズムを見出すのおおは簡単なようで意外と難しいものです。この屍のポーズはヨガの基本である呼吸法をマスターするのに適していますし、疲れた心をほぐす意味でも毎日の就寝前に採り入れたいポーズです。サンスクリット名は、「シャヴァーサナ」といい、全身に働きかけるポーズで、超初心者から始められるヨガの基本です。

腕立てのポーズ:筋力アップ、コアマッスルに効くヨガ

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1、まず、ヨガマットの上で四つん這いになります。
2、両足を後ろに置き、つま先立ちになり、肩は手首の直線上に置きます。次に、足は腰幅ほどに開きます。指はしっかり開きます。
3、顎を軽く引き、頚骨を身体の線に合わせます。 おへそに意識を集中させ背骨に向けて引き、かかとから後ろに伸ばし、頭の頂点から前に伸ばします。ここで3回深呼吸します。
4、呼吸を整えながら体を緩め、両足をゆっくりと中央に移動し、四つん這いの状態に戻します。

初心者向けの筋力トレーニングにつながるヨガポーズ。サンスクリット名は「クンバカサナ」と呼ばれています。サンスクリット名は、ヨガの用語であり世界共通。古代インドのサンスクリット語から生まれたものです。

このワークアウトでは、コアマッスル、腕、脚、関節にアプローチすることができ、筋力、パワー、筋持久力を目標とする方におすすめです。ヨガの基本は、呼吸法にあるため呼吸と正しい体の位置を意識しながらワークアウトを行うことが大切です。

上向きの犬のポーズ:中級者向けの全身をつかったヨガポーズ

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1、ヨガマットに、両足のつま先を床につけ、うつ伏せになった状態から始めます。
2、両手をそれぞれ胸の横に置き、肘を曲げて手のひらが軽く肋骨の横部分に触れるようにします。
3、手のひらで押し上げて、肩を越えるようなイメージで胸を前に押し出します。足を床に押し付けて、太ももと膝を床から持ち上げて、両手とつま先のみが床につくようにします。ここで3回深呼吸します。
4、呼吸を整えながら、上体を元の位置に戻しうつ伏せになります。

中級者向けのヨガポーズ、サンスクリット名は「ウールドゥヴァ・ムカ・シュヴァナアーサナ」です。柔軟性、可動性、呼吸や筋力を目標としている人におすすめのポーズです。

コアマッスル、脚、肩、腕、胸、お尻、背中の全身にアプローチする動きなので、慣れない方にとっては厳しいポーズかもしれません。初心者は足をすべて床につけたままで行う「コブラのポーズ」からチャレンジしてみるといいでしょう。

“ヨガ男子”は巷にも増殖中!

ヨガを愛する男性が増える一方で、ヨガスタジオは女性ばかりのイメージも少なからずありますが、今月ホットヨガスタジオLAVAにて男性だけのヨガイベントが開催されました。参加者の反応も上々のようです。

・男性のみの今回のイベントは他のスタジオではなかなかないので楽しかった。次回も参加したい。(30歳会社員・営業)
・今まではアウターばかり使っていたが、インナーを使う大切さを知り、またヨガをしたいと思った。(36歳自営業)
・ヨガをすると集中力が上がり、仕事の効率が上がる。ヨガをはじめて1年経ったが、仕事での指示や判断が的確になった。(40歳会社員・事務職)

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LAVAによると、適度に筋肉を働かせる要素とリラクゼーション要素の両面をもつヨガは、ストレスを上手に発散させるのでエイジングケアとしても役立ち、 ヨガは体だけでなくメンタル面の調整にも役に立つということ。 緊張を和らげ、集中力や創造力を発揮しやすくなるためビジネスマンにもお勧めだということです! 「お腹引き締めヨガ」や「肩こり改善ヨガ」など、興味にあわせて選べるのがうれしいですね。

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ヨガでしなやかな体と心を手に入れよう

プロスポーツ選手からも一目置かれているヨガの魅力について、いかがでしたでしょうか。

体を鍛えるスポーツは様々なものがありますが、心の調整まで視野に入れたエクササイズは、そう多くありません。プロスポーツ選手は、日々の鍛錬に加え、肉体・精神を試合当日にもっとも良い状態に導いていく必要があります。それをバックアップしてくれるのが、ヨガのエクササイズであり、ヨガの基本にあるメソッドなのかもしれません。

仕事やプライベートでストレスを抱えこみやすい現代だからこそ、ヨガの魅力がさらに際立って感じられます。インターナショナルなエクササイズとして浸透しているヨガは、年齢や性別を問わずポピュラーになっています。初心者でもはじめやすいヨガを取り入れれば、健やかな心身を手に入れることができそうです。

参考文献

<著者プロフィール>

■中野友希(なかの・ゆき):
大学卒業後、税理士事務所、社会福祉法人での経理・税務の業務の傍ら、労働環境改善やメンタルヘルスケアにも取り組む。出産後はウェブライターに転身し、三ツ星レストランや老舗料亭など飲食店への取材・ライティングを手がけた。現在は、”シンプルにわかりやすく伝える”ことをモットーに、ママ向けメディア、ヘルスケアメディア、ペット専門メディアなどでライターとして活動している。

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