メニュー

2021.03.10

ぽかぽか縁側で!お年寄りや子どもにも安心な簡単柔らかぼた餅【楽旨おやつ#6】

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

記事画像

今年の春分の日は3月20日なので、春分の日を中日とした前後3日間の合わせて7日間、3月17日~23日までが今年の春の彼岸です。
お彼岸の時期には先祖の供養をするというのが日本古来の風習。昔から、春のお彼岸には「ぼた餅」をお供えしますが、小豆の赤い色は魔よけの効果があると信じられており、また、もち米とあんこを合わせるということで、ご先祖様と自分たちの心を合わせるという意味もあるそうです。

ご高齢の方にはもち米の粘りが噛みにくく飲み込みにくいものですが、温かいごはんをつぶして少量の白玉粉をつなぎにしたこの「柔らかぼた餅」は、柔らかくて噛み切りやすく、ご高齢の方にも食べやすいので、ぜひ作ってみてください。

材料(2〜3人分)

温かいごはん 200g
白玉粉 40g
水 100cc
こしあん 150g
サラダ油 大さじ1/2

作り方

記事画像

1.白玉粉に水を少量ずつ加え、塊のないように混ぜ合わせたら、ラップをせずに600Wの電子レンジで3分加熱する。

記事画像

2.1にごはんを加えてすりこぎやスプーンの背などですりつぶす。

記事画像

3.こしあんにサラダ油を入れてよく練る。

記事画像

4.2を6等分にして手水をつけて丸める(手にくっつきやすいのでたっぷり手水をつける)。

記事画像

5.4を3のあんこで包む。

ヘルシーワンポイント

記事画像

このぼた餅のいいところは、レンジ加熱だけでできるところ。もち米を蒸して作る従来のぼた餅よりも簡単にあっという間にできるので、時短にもなります。
逆に、こしあんを丸めてご飯で包み、周りにきなこをまぶしても美味しいですよ。

普段のおやつタイムにもぜひお試しください。

りんひろこ

記事画像

料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

あわせて読みたい

この記事に関連するキーワード