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2021.04.01

疲れ目対策はおでこにあり!?【リモレッチ極#3】

kencom公式:柔道整復師・中村雅貴

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リモートワークになりパソコン業務が増加した上に、部屋の照明がオフィスとは違って暗いことが影響し、眼精疲労を訴えるワーカーが増えているそうです。
実は、スマホやパソコンの見過ぎは私たちが思っている以上に目へのストレスが大きいもの。目のかすれや充血、視力の低下だけではなく、ひどくなると頭痛や吐き気といった症状も引き起こします。

眼精疲労になったら目の周りの筋肉をほぐすことが効果的と言われていますので、今回はそこに焦点を当てたリモレッチをご紹介します。

目の疲れ対策に!気軽にやりたいストレッチ

今回ほぐすのは、おでこの筋肉である前頭部の「前頭筋」といわれる部位です。前頭筋は目を閉じたり開いたりする動作の補助や、眉毛を上へあげたり、おでこにしわを寄せる働きを担っています。
眼精疲労の際にまぶたが重く感じたり、前頭部が強く締め付けられるような感覚がある時は前頭部の筋肉を緩めると改善が期待できます。

早速動画でチェック!

やり方1

1.両手の2指から4指を眉毛の外側にあてる

2.軽く圧迫しながら眉毛を上に持ち上げていく

3.そのまま5秒間キープ

4.指1つ分内側にずらして同様の動作を行う

5.内側の際まで繰り返し行ったら、また外側に戻して同様に行う(2往復行ったら終了)

やり方2

1.2指から4指を使って、上下からおでこの皮膚をはさむ

2.皮膚を寄せた状態で5秒間キープ

3.横にずらして、同様の動作を行っていく(全部で5ヵ所程度行うと良い)

固い部分こそしっかりほぐして

固いところは皮膚が動いていないということなので、しっかり動くようになるまで行っていくとよいでしょう。
続けるうちに、動きが良くなっていきますよ。

このストレッチにプラスして、ホットパックや蒸しタオルを使って目の周囲を温めてあげると、より改善の効果が期待できます。

中村 雅貴(なかむら・まさたか)

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柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メソッドを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。

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