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2021.02.21

押すだけで体調スッキリ!動画でわかるカンタンツボ押し術まとめ

kencom公式ライター:小高未絵

肩こり、眼精疲労、ストレス・・・・・・。パソコンやスマホに囲まれて、コロナ禍の今を生きるビジネスパーソンは、皆それぞれ不調を抱えていますよね。

「疲れているけど、この時期マッサージや整体に行くのは気が引ける」という方におすすめなのが「ツボ押し」。今回は、速効で不調が改善できるツボを3つご紹介します。

教えてくれたのは、数々の著書を執筆しメディア出演も多い、アスカ鍼灸治療院院長の福辻鋭記先生。

ツボの探し方のポイントを動画で紹介しますので、自分のツボを見つけられますよ。ぜひお試しください!

【肩井(けんせい)】ガチガチの肩こりをツボ押しで緩ませる

長時間のデスクワークで、多くの方が悩まされるのが「肩こり」。

肩こりは血流が滞り、老廃物が溜まることで起こります。そのため肩の血行改善にダイレクトに効くツボを押して、辛さを解消してしまいましょう!

こり固まった肩を刺激できるのは「肩井(けんせい)」と呼ばれるツボです。

肩井は、頭を前に傾けると出てくる後ろ首の骨と肩先の骨を結んだ中間点、肩のやや盛り上がっている部分にあります。こっている時に押すと鈍い痛みを感じるので、すぐわかるはず。

ツボを押す時は垂直に指を当て、息を吐きながら痛気持ちいいと感じる程度の強さで押しましょう。ゆるめる時は一拍置いて息を吸いながら。これを左右7~8回ずつ繰り返します。ツボを押しながら腕を前後に回すと、より効果的ですよ。

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【労宮(ろうきゅう)】自粛で溜まったストレスをスッキリ解消

マスク生活やイベントの中止など、コロナ禍の生活を送る私たちは、不自由な暮らしへのストレスが溜まっていますよね。そんな精神的な疲れも、ツボ押しで落ち着かせることが出来ますよ。

ここでご紹介するのは、イライラを静め、気持ちをゆるめてくれるツボ「労宮(ろうきゅう)」。人差し指と中指の間から下ろした線と生命線が交わる、手のひらの中心あたりにあります。

まず労宮に親指を当て、他の指は手の甲側から支えてください。息を吐きながら押し、吸いながらゆるめることを、左右7~8回ずつ繰り返します。ポイントは痛気持ちいいと感じるくらい、少し強めに押すこと。程良い刺激が心地よく、心のこわばりが緩んでいくのがわかるはず。

精神的に疲れた時にはもちろん、プレゼン前などの緊張が高まる場面でも役立ちます。

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【太陽(たいよう)】画面の見過ぎによる眼の疲れを和らげる

一日中パソコンやスマホなどの液晶画面を見続ける現代人は、目を酷使していると言われます。

そのため疲れが溜まる夕方になると、目の疲れや乾き、眼精疲労からくる頭痛などに悩まされる方もいるのではないでしょうか。

そんな時は、目の緊張をほぐすことができるツボ「太陽(たいよう)」を刺激するのがおすすめ。目の周りの血行が改善し、不快感が軽くなりますよ。

太陽は、眉尻と目尻の真ん中のある骨から指2本分外側の、少しくぼんだ位置にあります。両手の中指を左右のツボに当て、息を吐きながらゆっくり押し、息を吸ってゆるめましょう。こちらもほかのツボ同様、7~8回繰り返します。

目の周囲のデリケートな位置にあるツボなので、指の腹を使い優しく押すよう気をつけて。ツボを押す前に深呼吸し、リラックス状態で行うとより効果的です。

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ツボ押しは不調を和らげるセルフケア

ツボ押しは東洋医学だけでなく、ツボの位置に関する世界基準が世界保健機関(WHO)によっても確立されています。

指でツボを押すだけで、溜まった疲れがほぐれて血行が改善できるので、自分自身で不調を和らげるセルフケアにはうってつけです。

「ツボを見つけるのは難しい」と敬遠していた方でも、この動画の方法なら簡単でトライしやすいはず。

不快症状を解消できるツボの場所が分かってくると、身体のメンテナンスも楽しくなりますよ。ちょっとした不調はツボ押しで改善して、スッキリ快適な毎日を送ってくださいね。

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著者プロフィール

■小高未絵(おだか・みえ)
フリーライター、フリー編集者、保育士。
保育士資格と子ども4人の子育て経験を生かし、人間関係のコミュニケーション術や子育てノウハウ系の記事を得意とする。大切にしていることは「誰にでもわかりやすく、人の心に寄り添うライティング」。

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