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2021.03.18

か、軽い!を感じられる肩ほぐし【リモレッチ極#2】

kencom公式:柔道整復師・中村雅貴

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家で篭りっきりになることが多い昨今、そこから生じてくるのが身体の悩みです。特にデスクワーク中心の仕事だと、肩凝りに困っているという方が多いのではないでしょうか。
今回は柔道整復師の中村さんに、自分の力だけで肩凝りをほぐしきる、簡単な方法を教わりました。

肩がスッと軽くなる肩凝り解消ストレッチ

肩凝りは、自分の身体に合わないデスクや椅子のせいで、姿勢が悪い状態(猫背)をとり続けているとおきやすいものです。

肩凝りの主な原因となる筋肉は「僧帽筋」といわれる首から背中にかけて走行する大きい筋肉で、その走行から上部、中部、下部と分かれます
猫背になると僧帽筋の上部(後頭部から肩にかけて走行)に特に大きなストレスを与えます。僧帽筋の上部は後頭部に付着するので、緊張が強くなると肩凝りだけでなく、頭皮まで引っ張られてしまい頭痛を引き起こす可能性もあります。
僧帽筋上部へ適度に収縮の刺激を与えることで、血流の改善を促し、緊張を緩和することができます。

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やり方

(1)腕を脱力して伸ばし、肘の内側を正面に向ける。

(2)肩の力を抜いてリラックスする。

(3)そのまま肩をすくめるように上にあげる。

(4)肩を上げた状態から後ろにゆっくりひいていき回す。20回程度繰り返す。
   後ろに肩を回すとき、胸を張るように行うと肩甲骨が寄り効果が高まる。

意識してこまめに行うことが肩凝り解消の糸口に

今回のリモレッチは簡単にできるので、肩凝りを感じたらこまめに行うようにしましょう。
感覚的には、45分〜1時間ごとに1度は行うようにすると、ほぐれたのを感じられると思います。
市販の湿布などに頼るなら、セルフケアで整えられるようにしていくと、自分の体調を見つめ直す良いきっかけになるかもしれませんね。

中村 雅貴(なかむら・まさたか)

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柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メソッドを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。

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