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2020.12.12

まずは1件からトライ!「ふるさと納税」のはじめ方

kencom公式:ライフオーガナイザー® ・門傳奈々

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早いもので今年も残り1ヶ月をきりました。12月になると「ふるさと納税」の話題を目にする機会が増えますが、毎年「面倒そう」「今年はいいや…」などと先送りしていませんか。

ふるさと納税に慣れる意味でも、まずは1件の寄付から挑戦してみましょう。「ちょっと面倒…」が「やって良かった!」に変わること間違いありません。

ふるさと納税にかかる手間はどのくらい?

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初めてのことに挑戦するというのは、気持ちの上でのハードルが高くなるものです。筆者も2年前にふるさと納税を始める前は、「ふるさと納税ってよくわからない=面倒そう」と感じていました。ですが、今ではやらないとは考えられないという気持ちへと変化しました。

ふるさと納税の手順は、簡単にいうと以下の3ステップです。

・ステップ1:寄付金額の上限を確認する 
・ステップ2:自治体に寄付申し込みをする
・ステップ3:寄付証明書を保管し、税金控除の手続き(確定申告)をする

続いて、ステップごとに詳しくみていきましょう。

ステップ1:寄付金額の上限を確認する

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ふるさと納税の申し込み手続きをする前に、「自分がいくらまで寄付できるのかを確認する」ことが大切です。上限は家族構成や年収ごとに異なります。上限確認の際に準備しておく数字が「年間給与収入」です。源泉徴収票などを手元に準備しておくとより正確な上限金額が分かります。

調べ方は意外にも簡単です。インターネットで検索欄に「ふるさと納税 上限金額」と入力すると、各ふるさと納税の申し込みサイトにつながり、そこで給与収入額を入力して確認することができます。

また、総務省HPでも給与収入と家族構成に応じたふるさと納税額(上限金額)の目安が一覧できます。「まずは1件だけでもやってみよう」という場合は、ざっとした金額の目安だけでもわかっていると始めやすくなります。

ステップ2:自治体に寄付申し込みをする

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上限金額を確認したら、自治体を選んで寄付の申し込みをします。自分やパートナーの出身地の自治体や、返礼品が魅力的な自治体、応援したい自治体など自由に選ぶことができます。

寄付の申し込みは、ふるさと納税の申し込みサイトから行えます。この申し込みサイトも、各サイトごとに以下のような特徴があります。

・取り扱い数が多い
・申し込み金額に応じてギフト券が受け取れる
・ポイント還元がある
・マイルがたまる

時間に余裕がある方は、これらの利点も考慮して申し込みサイトを選ぶと良いでしょう。

ステップ3:寄付証明書を保管し、税金控除の手続き(確定申告)をする

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寄付の申し込みが済むと、寄付した自治体から「寄付証明書」が郵送されます。この証明書は確定申告で必要となりますので、大切に保管しましょう。

証明書が送付された後に返礼品が送られてきます。

寄付する自治体が多いと、当然「寄付証明書」の枚数も増えます。確定申告の時期は2020年分の場合、2021年2月16日(火)から2021年3月15日(月)です。特に申し込みから確定申告までの期間が開く年は、寄付証明書を無くさないようにしっかり保管しましょう。

書類の管理は専用ファイルで

クリアファイルごとにラベルをつけたものをボックスに保管しています。

クリアファイルごとにラベルをつけたものをボックスに保管しています。

ふるさと納税を申し込むと自治体からは「寄付証明書」が郵送されます。この証明書は専用ファイルを作って保管しておくと良いでしょう。我が家では、クリアファイルに「確定申告」「重要」のラベルをつけて保管しています。専用ファイルがあると確定申告の時期にも慌てずに済みます。

手間が少ない寄付の方法「ワンストップ特例制度」

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上記の3ステップを見て、やっぱり面倒…と思った方もいらっしゃるでしょう。そんな方には、確定申告の必要がない「ワンストップ特例制度」の利用がおすすめです。

ワンストップ特例制度の条件としては、以下の通りです。

・給与所得者であること(ただし、年収2,000万円を超える給与所得者や医療控除などが必要な場合は確定申告が必要です)
・1年間に寄付した自治体が5ヶ所以下であること
・寄付した自治体全てに申請書を提出すること

この3つの条件を満たせば、必要書類を自治体に提出するだけで簡単に控除手続きができます。

魅力いっぱい!返礼品の選び方

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ふるさと納税の魅力の一つは、その返礼品がバラエティに富んでいることです。

食料品のほかに旅行券やレジャー体験チケット、健康診断が受けられるもの、墓の見守りサービス、空き家の見守りサービス、一人暮らしのお年寄り見守りサービスなど、「こんなこと(もの)まであるの?」と驚くばかりです。

毎年新たな品々も追加されていますし、返礼品は受け取らず、医療従事者などへの寄付をするという方法もあります。その時々で自分の「食べてみたい」ものを注文するもよし、「応援したい」気持ちを込めるのもよし…。ふるさと納税は、簡単にできる「社会貢献」ともいえるでしょう。

筆者が毎年注文している「返礼品」はコレ!

千葉県八千代市への寄付返礼品。地元菓子店のクッキーが素敵な缶にたくさん入っています。

千葉県八千代市への寄付返礼品。地元菓子店のクッキーが素敵な缶にたくさん入っています。

我が家でふるさと納税を利用し始めたのは、2018年からです。筆者の経験から注文して良かった品物を紹介します。

食料品

・米
・野菜
・果物
・精肉
・調味料(みそ、しょうゆ、酢)
・冷凍うなぎ
・冷凍ちゃんぽん
・バターチーズなどの乳製品
・菓子(東京で購入できない地方の菓子)

レジャー関連

・宿泊券

地方自治体応援

・返礼品はTシャツ

日用品

・新潟県燕産鍋、トング
・トイレットペーパー
・洗剤

我が家では、食料品がある自治体に寄付をすることが多いです。食料品を選ぶ基準は、家族みんなが食べられる量が入っているもの、家族の好みのものを基準に選んでいます。

また、北海道でしか買えない「白い恋人」が返礼品で受け取れる北海道北広島市にも毎年寄付しています。バターの価格が上がったと感じた時には、乳製品を返礼品として受け取れる北海道音更町に寄付をしました。自治体応援にふるさと納税を活用したこともあります。自分の支払いたい地域に税金を支払うことで、満足度も上がります。

ポイントも同時に貯めてお得に寄付する!

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ふるさと納税の申し込みサイトによっては、キャンペーンなどを行なっているところもあります。キャンペーン中にふるさと納税を申し込むと、各種ポイントカードや各種ペイ払いなど、支払い方法に応じてポイントがもらえたり、ギフトカードがもらえるといったサービスが受けられる場合もあります。

日頃からポイントを貯めているクレジットカードで寄付をするなど、ポイントも同時に貯めることを意識するのも良いでしょう。

ここに注意!ふるさと納税

申し込みサイトの数はしぼって

ふるさと納税の申し込みサイトはいくつかあります。各サイトで寄付金額の合計を計算してくれますが、他のサイトの分の寄付金額は、自分で把握しておく必要があります。申し込みサイトはなるべく数を絞り、多くても2、3サイトにして把握しやすいようにしましょう。

礼品の収納場所を事前に確保する

今年中にふるさと納税の申し込みをしよう!と焦って駆け込み寄付をする方もいるでしょう。そんな方に注意して欲しいのは、返礼品の「収納場所を事前に確保しておくこと」です。

特に食料品は、大きさや量を考えて寄付をしましょう。返礼品の配送が複数重なると、冷蔵庫や冷凍庫に入りきらなくなる場合もあるので注意が必要です。食料品だけでなく、トイレットペーパーなどの日用品も大きなダンボールでびっくりするほどの量が届きます。我が家では、各部屋にトイレットペーパーを分散収納した経験もあります。

こうなると、返礼品が邪魔と感じてしまうこともあるので本末転倒です。そうならないためにも、収納スペースを意識して申し込みましょう。

来年は1年通じた申し込みを

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様々な返礼品が魅力のふるさと納税。今年の年末に初めてふるさと納税をするという方は、まずは1件から挑戦してみましょう。そして慣れてきたら1年計画で取り組んでみるのがおすすめです。1年を通じて申し込めるふるさと納税や、季節に合わせた果物が届く返礼品や新米、レジャーなどでさらに楽しめるはずですよ。

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著者プロフィール

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■門傳奈々(もんでん・なな)

ライフオーガナイザー®、メンタルオーガナイザー®︎、整理収納アドバイザー1級。夫と3人の子どもがいる5人家族。夫の転勤に伴い、中東、インドなどで海外生活を送った後、日本に帰国。「片づけが苦手」だった自分の経験を生かし、だれでも簡単に整理できる収納方法を提案するため、個人宅を訪問しお片づけのお手伝いをしたり、お片づけ講座、お片づけお悩みシェア会などを開催。

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