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2020.11.21

カバンの中身をスッキリさせるには「仕切って立てる」収納が正解!

kencom公式:ライフオーガナイザー® ・門傳奈々

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日々の暮らしの中で、後回しになってしまうのが「カバンの中身の整理」。毎日の持ちものをその日の思いのままに詰め込んでいると、気が付いた時にはカバンの中身がパンパン…という状態になってしまいます。

たくさん物が入っていることで安心感は得られますが、探し物をする時間が長くなり、時間の無駄になってしまいます。では、カバンの中身はどのように整理していけば良いのでしょう。

カバンの中身は3ステップで片づけ、4ステップ目で維持を!

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カバンの中身は、以下のステップで段階的に片づけていくのがおすすめです。

・ステップ1 全て出す
・ステップ2 分ける
・ステップ3 元に戻す
・ステップ4 維持する

では、1つずつみていきましょう。

ステップ1:カバンの中身を「全て出す」

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カバンの中身の整理をするときは、まず初めに中身を全て出しましょう。「全て出す」ことがポイントです。

全て出して俯瞰してみることで、カバンの中にどんなものが入っているかを把握することができます。日常的にカバンを使っている時には気付きませんが、想像以上にたくさんのものが入っていて驚くことでしょう。

これは、お部屋の片づけでも一緒です。引き出しを整理しようと中身を全て出してみると、「思った以上にものが詰め込まれている」と感じるはずです。この「思った以上にものが入っている」ことを視覚で受け止めることで「片づけたい」という意欲が増すのです。

ステップ2:中身を「分ける」

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次は、カバンから出した中身を分けていきます。ここでのポイントは、「いる」「いらない」の2択にしないこと。2択にしないことで、中身をカバンに戻す時にカテゴリー分けしやすくなります。

(例)仕事用カバンの中身を分ける

1.仕事内容に直結するもの
2.スケジュール管理に必要なもの
3.その他、会社へ行くのに持っていくもの
4.このカバンに入れる必要がないもの 

このような具合にカテゴリ分けをします。

(例)プライベート用カバンの中身を分ける

1.身だしなみに必要なもの(ハンカチ、ティッシュ、除菌ジェル、マスクなど)
2.カバンに入れておきたいもの(財布、スマホ)
3.そのほか(マイバッグなど)
4.このカバンに入れる必要がないもの

上記のように分けていき、このカバンに入れるべきものは何かを見極めましょう。「もしかして使うかもしれないから」という荷物が多い方は、「それは今日このカバンに入れておかなくてはいけないものかどうか」を一度考えてみてください。本来カバンに入れておかなくても良いものが出てきたら、カバンに戻さず本来の収納場所にしまいましょう。

ステップ3:必要なものだけ「元に戻す」

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ステップ1、2で選別したものをカバンに戻していきます。そして戻す際のポイントは、「重ねない」ということ!イラストでわかるようにカバンの中身を重ねて収納してしまうと、下に入っているものは見えづらくなってしまいます。戻す際は「立てて収納」を意識しましょう!

ステップ4:カバンの中をキレイに「維持する」

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毎日使用するカバンは、一度片づけてもそのキレイな状態をキープするのはなかなか大変なことです。そこでおすすめなのが、カバンの中身をキレイに維持する習慣をつけること。

家に帰ったタイミングや寝る前など、時間を決めてカバンの中身を整理する時間を作ると、”キレイ”を維持できます。毎日整理する必要はありません。週に一度、二週に一度など、自分が習慣化できるタイミングを決めて整理しましょう。

カバンの中身整理のポイント&便利グッズ

カバンの中身を整理する際にポイントとなるのが「小分けにすること」と「モノの住所を決めること」です。まず小分けにする目的ですが、カバンの中身を小分けにすることでカバンの中がスッキリと整理され、取り出したいものをスムーズに取り出すことができます。

小分けにするには、以下の分け方を参考にしてみてください。
・「使用目的」で分ける
・「使用するタイミング」で分ける
・「大きさ」で分ける

モノの住所を決める目的は、カバンのどこに何をしまうかが決まっていれば「取り出しやすさ」と「戻しやすさ」が両立することにあります。どこに何があるかが決まっていると、忙しい時でもカバンの中からサッと取り出せて便利です。

その1:中身が見える透明ポーチ

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100円ショップや無印良品などで手軽に購入できます。ジッパー袋でも良いでしょう。透明ポーチは、開けずとも中に何が入っているかが外から見てわかるので、使い勝手も良好です。

その2:バッグインバッグ

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カバンの中の整理をするため「バッグインバッグ」を使うのも良いでしょう。適度に仕切りがついたバッグインバッグを使用すれば、カバンを開けた時に何がどこに入っているかが一目瞭然です。

その3:ファイルボックス

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「カバンの中にファイルボックス!?」と驚かれるかもしれませんが、自立しない布バッグなどをお使いの方にはおすすめです。自立しないバッグの中にファイルボックスを入れることでカバンが自立し、マチをしっかりと確保してくれます。マチができることで、カバンの中のものを立てて収納しやすくなります。

カバンの整理収納法は?

カバンの中身を整理するのはもちろん大切ですが、カバン自体も収納方法に困る方が多いアイテムです。続いては、カバンの整理収納アイデアも併せてご紹介します。

入れ子にする

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大きいカバンの中に小さいカバンを入れていく、入れ子方式でしまう方法です。
ただし、この方法だと、大きいカバンの中にどのカバンをしまったかがわからなくなってしまう場合も…。
そこで、持ち手だけは大きいカバンの外に出すなどの工夫をすると、大きいカバンの中にどのカバンを収納したかが分かりやすくなります。

立てて収納する

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カバンを収納する際に、カバンを重ねて収納するという方も多いです。でも、カバンを積み重ねてしまうと、一つ一つのカバンは軽くても、数が増えることで重みが増してしまいます。結果的に下の方のカバンが潰れて型崩れしてしまうこともありますので、カバンは「立てて収納」がおすすめです。立てて収納する際に役立つのが、ファイルボックスやブックエンドなどを使うこと。

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ファイルボックス1つにつきカバンを1つ入れる。などのルールを決めておくと、取り出しやすく、戻しやすい収納になります。取り出しさや戻しやすさは、身支度の際の時短に繋がります。

掛けて収納する

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カバン収納のためのグッズを使用するのも良いでしょう。ドアの上部に引っ掛けて収納できるフックもあります。「バッグハンガー」などのキーワードで検索すると、様々なタイプのバッグ用ハンガーを見つけることができます。暮らしのサイズや用途に見合ったグッズでスマートにカバンを収納したいですね。

カバンの中身をスッキリして得られるゆとり

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筆者も以前はカバンの中身の整理に無頓着でした。カバンの中はいつも「もしかして使うかも」というものでいっぱい…。そして「もしかして使うかも」と入れたものばかりなのに、なぜか忘れ物やなくし物をすることもありました。

今考えると、毎日重いカバンを持ち歩いていたあの時間と労力は何と無駄だったのだろうと思います。定期的に整理し直す習慣が出来てからは、忘れ物やなくし物をする機会がグンと減りました。その代わりに得られたのは、気持ちと時間の余裕です。出かける前にはカバンの中をチェックして忘れ物がないか確認する時間が得られました。帰宅後はカバンの中をチェックして入れておかなくても良いものをすぐに取り出すようになりました。

これから年末の忙しくなる時期を迎えます。時間に余裕がある今の時期に身近な存在であるカバンの中身から整理してみませんか。

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著者プロフィール

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■門傳奈々(もんでん・なな)

ライフオーガナイザー®、メンタルオーガナイザー®︎、整理収納アドバイザー1級。夫と3人の子どもがいる5人家族。夫の転勤に伴い、中東、インドなどで海外生活を送った後、日本に帰国。「片づけが苦手」だった自分の経験を生かし、だれでも簡単に整理できる収納方法を提案するため、個人宅を訪問しお片づけのお手伝いをしたり、お片づけ講座、お片づけお悩みシェア会などを開催。

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