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2020.10.28

ハロウィンにもピッタリ!旬のカボチャでチーズスフレ【楽旨おやつ】

kencom公式:料理研究家・りんひろこ

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kencom読者の皆さんはもちろん健康に気を付けた生活をされている方が多いはず。ですが、「たまには甘いものも楽しみたい!」なんて気持ちが湧くこともあるのでは?
そんな方々に、罪悪感が低めで、かつ美味しいヘルシースイーツレシピをお届けします!
教えてくれるのはおなじみ料理研究家のりんひろこさんです。

記念すべき第一回は、旬のカボチャを使ったチーズスフレケーキです。

カボチャの甘味を楽しめる特製ケーキ

ケーキと聞くと、自分で作るのは面倒臭いと考えてしまう方が多いようです。今回ご紹介するメニューはそんな方にこそぴったり。材料5つを炊飯器に入れるだけで作れてしまうカボチャのスフレチーズケーキです。
カボチャとクリームチーズさえ買ってくれば、あとは家にあるものでできる上、メレンゲを作る以外はすべてボウルで混ぜていくだけの簡単調理なので、思い立ったらすぐに作れますよ。

チョコペンでカボチャのお化けの顔を書けば、ハロウィン気分も盛り上がります。ちょっとしたパーティのケーキとしてもおすすめです。

材料(1ホール分)

カボチャ(種と皮を取り除いて) 100g
クリームチーズ 200g
卵 3個
砂糖 大さじ4
薄力粉 大さじ4
チョコペン 1本

作り方

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1.クリームチーズを常温で30分以上おいておく(冷蔵庫から取り出してすぐ使いたい場合は耐熱容器に入れて600Wの電子レンジで50秒ほど加熱する)。卵は卵白と卵黄に分ける。あわせて炊飯器の内側にオーブンシートを敷いておく。

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2.カボチャはラップに包み、600Wの電子レンジで2分30秒加熱する。

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3.柔らかくしたクリームチーズを、ボウルに入れてなめらかになるまで泡だて器で練る。

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4.3に2のカボチャをざるで裏ごししながら入れ(面倒なら少々ごろっと感は残るがそのまま入れて潰すだけでもよい)、砂糖と卵黄も加えてよく混ぜ合わせる。

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5.卵白をボウルに入れ、泡だて器で混ぜてしっかり角がたつくらいのメレンゲ状にする。

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6.4に5のメレンゲを加えてよくかき混ぜる。さらに薄力粉をふるい入れてよく混ぜ合わせる。

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7.オーブンシートを敷いた炊飯器の内釜に6の具材を入れ、炊飯器にセットして炊飯ボタンを押す。

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8.出来上がったら竹串をさし、生地がついてこなければ出来上がり。生焼けの場合はもう一度炊飯ボタンを押して追加加熱する。焼き上がったら内釜ごと取り出し、粗熱を取ってからオーブンシートごと取り出して完成。そのまま食べてもよいが、冷蔵庫で冷やすとさらに美味しくなる。

ヘルシーワンポイント

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カボチャは抗酸化作用のあるβカロテンが豊富ですが、そのほかにも細菌やウイルスを撃退するビタミンCや、疲労回復効果の期待できるビタミンB1なども含んでいます。世界各国には風邪などの流行りだす秋や冬になるとカボチャを食べる習慣があるほどです。

また、チーズや卵は高タンパク質食品なので、おやつでありながら栄養も豊富な1品です。砂糖は市販のものよりずいぶん控えめですが、カボチャの優しい甘みを感じられるケーキに仕上がりますよ。

りんひろこ

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料理研究家、フードコーディネーター
京都で学んだ懐石料理や、アーユルヴェーダや薬膳などの東洋の食養生の考えをもとにした美味しく簡単にできる料理を、TVや雑誌などで提案。著書に『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』『ジャースチームレシピ』(世界文化社)がある。

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