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2020.10.22

30秒で背中の張りが楽に!極気持ち良いストレッチ【リモレッチ#4】

kencom公式:柔道整復師・中村雅貴

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仕事が続くと、いつの間にか背中がバリバリに張っていることがありませんか?
そのような時は姿勢の悪さが原因で、肩甲骨から腰まで広範囲に広がっている広背筋が硬くなってしまっている可能性があります。

早速ですが、大きくバンザイをしてみてください。ちゃんと肘を伸ばして頭の上へ手が伸ばせるでしょうか?
肘が曲がってしまっていたり、頭の上へ手が伸びなかったりした方は要注意です。また、肩甲骨まわりや脇から背中へかけて重だるさや痛みを感じているのであれば、これも広背筋が硬くなっている証拠です。
今回はここを簡単にほぐす、30秒でできるストレッチをご紹介します。

背中の張りは広背筋を伸ばして解消する!

長時間座り作業をしていますと、肩甲骨や腕の付け根から腰に付着する大きい背中である広背筋が緊張し、上記のような不具合を引き起こします。
そのほか、脇が痛くなる、呼吸が浅くなる、といった不調も引き起こす可能性があります。
しかし、固まった広背筋は座ったままでも気持ちよく伸ばすことができます。

※以下は動画で紹介しているものと同内容になります。

四つん這いで気持ちよく伸ばせる広背筋ストレッチ

1.四つん這いになる
2.伸ばす方の手を前に出す
3.身体を後ろに引きつつ出した手の逆方向にひねる
4.脇から背中の筋肉の伸びを感じながら、そのまま30秒伸ばし続ける

※左右とも行いましょう

寝起きに伸ばすと気持ち良い目覚めに

今回のストレッチで、仕事の合間や終わり際にしっかり伸ばしておくと、背中が張りにくくなるはずです。
また、意外と横になっている間にも背中が張りますので、寝起きにやってみるのもいいでしょう。血行が良くなるので、目もサッパリと覚めますよ。

著者プロフィール

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■中村 雅貴(なかむら・まさたか)
柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メゾットを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。

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