2020.10.02
「中掃除」で年末を楽にする新しい秋の生活様式|フリースに歯ブラシ、不用品を使う掃除の技
買い物に行く手間が省けるうえ、不用品を再利用できる、まさに一石二鳥の中掃除テクについてお届けします(写真:Domani)
年末の忙しい時期に大掃除をするのはなかなか大変なこと。そこでおすすめなのが中掃除! 中掃除テクについてお届けする本連載。今回のテーマはお掃除グッズ。わざわざ掃除グッズを買わなくても、家にある不用品でパパッとお掃除。買い物に行く手間が省けるうえ、捨てるつもりだった不用品を再利用できるなんて、まさに一石二鳥ですよね!
いつでもパパッと! 家にある不用品で簡単お掃除
いざお掃除をしようと思うと、お掃除グッズがなくてわざわざ買い物に行くこともありますよね。
買い物をしただけでなんだかお掃除した気分になってしまい、結局何もしなかったり……。そんなときは、家にある不用品で代用してしまいましょう。
1 「フリース」でササッとホコリ取り
軽くて肌触りがよく、温かいフリース。最近は価格も下がり、アウターだけでなくひざ掛けなどにも使われるようになりました。このフリース(とくに安いもの)の最大の特徴は、静電気が起きやすいという点です。
(写真:Domani)
フリースのアウターを着ていると、よくホコリがついてしまいませんか? これを逆手に取ると、便利なホコリ取りクロスになるということ。着なくなったアウターや使わなくなったひざ掛けを手のひらサイズに切って、液晶テレビの近くに置いておきましょう。ひと拭きでホコリが取れる、便利クロスになります。
2 ごっそりホコリを取るなら「ストッキング」を活用
(写真:Domani)
静電気がさらに起こりやすいのがストッキング。これは最強です。履かなくなったストッキングを、針金ハンガーに被せてエアコンの上や冷蔵庫の下をお掃除してみてください。すごい量のホコリが取れますよ。
3「歯ブラシ」は用途に合わせて使い分ける
古い歯ブラシは先が広がってしまっているので、そのままでは使い物になりません。ハサミで「チョン、チョン」と毛先をそろえて「隙間用ブラシ」として使います。主に手の届きにくい隙間で活躍し、キズがつきにくいのが特徴。スイッチパネルやリモコン、パソコンのキーボードなどの隙間に使えます。
次に、もっと硬くて「コシ」のあるブラシとして使いたい場合は、思い切って歯ブラシの毛を半分くらいにカットします。するとブラシの硬さが出てくるだけでなく、毛の密度も濃くなります。このブラシは、カビが生えているタイルの目地やパッキン、また蛇口の水アカを擦り落とすなど、ある程度研磨力がいる箇所に使います。クレンザーをつけて、こびりついた細かい汚れの除去等にも活用してください。
排水口内部には「グルグルブラシ」
最後に、古い歯ブラシを何本かまとめてつくる「グルグルブラシ」。これは歯ブラシを放射状に並べて、ラップやテープなどでしっかり固定し、どの方向にもブラッシングできるようにしたもの。
主に、キッチン・浴室の排水口内部に使います。このブラシを排水口に入れてグルグル回すことで、あのヌルヌルしたところの汚れを手を汚さずに取ることができるんです。使い終わったらそのまま捨てられるというのも助かりますよね。
いかがでしたか? 家にある身近な物を使って、隙間時間に小掃除してみてください。普段から少しづつお掃除しておくことで、年末の大掃除がグッと楽になりますよ!
(取材・文/木戸恵子 監修/おそうじ本舗)
Domani
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