2020.10.08
痛む前に!腰の張りをとる30秒テクニック【リモレッチ#2】
デスクワークの大敵である腰痛。リモートワークの普及により、慣れない環境でのデスクワークや身体に合わない椅子での作業が腰にストレスを与えてしまい、痛みを訴える方が増えているそうです。
腰に痛みがでてしまうと、集中力低下、仕事の作業効率低下、生産性低下など様々なデメリットがあります。
ぎっくり腰やヘルニアなど、強い痛みを伴う腰痛は中々痛みが引かずに身動きが取れなくなってしまったり、痛みが引いた後には筋肉が固くなり違和感や不具合を残してしまう可能性があります。
なので本日は、腰の張りを解消するストレッチをご紹介します。どこでも簡単に出来るので、強い痛みが出る前に行ってください。
腰を緩めるために狙うは「腹」!
意外かもしれませんが、狙うポイントは「お腹の筋肉」です。
多くの方は腰に違和感があると腰の筋肉を伸ばそうとします。ですが、腰にストレスをかけている筋肉は意外にもお腹など前面の筋肉である場合が多いです。
お腹を緩めることで、裏側である腰の張りが解消しやすくなるほか、姿勢も良くなりますので、ぜひお試しくださいませ。
※以下は動画で紹介しているものと同内容になります。
立ったままできる!腹斜筋ストレッチ
1.足幅を肩幅位に開いて立つ
2.伸ばす側の手を高く挙げる。天井を触るようなイメージで限界まで上に挙げていく
3.伸ばしているのと逆側の足でつま先立ちをすると更にストレッチしやすくなる
4.体幹側面の伸びを感じたら30秒キープする
5.余裕があれば伸ばしている筋肉を逆側の手で刺激すると更に効果があがりやすい
軽い腰で日常も軽やかに!
腰痛対策として腹斜筋のストレッチを紹介しました。このストレッチは、腹筋トレーニングを行う前に行うと、お腹を引き締めるのにも有効です。
もちろん、定期的に行うことで腰の張りを解消することができます。
例えば、机から立ち上がるタイミングや皿洗いを始める前の気合入れ、寝る前のリラックス時になど、いろいろなタイミングで行ってもらえるといいですよ。
著者プロフィール
■中村 雅貴(なかむら・まさたか)
柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メゾットを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。