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2020.10.01

リモートワーク中だからこそ肩凝りをスッキリさせるストレッチ!【リモレッチ#1】

kencom公式:柔道整復師・中村雅貴

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リモートワークの普及により、「仕事が効率化した」「自由な時間が増えた」など、良いことも増えているようです。一方で、今まで感じたことがない肩こり、身体の疲れを訴える方が増えています。
その大きな原因が、デスクワークに適していないデスクやイスを使用しての長時間作業や、自宅から出ない事での運動不足。リモートワークをする際は、より意識して身体のケアや運動を心掛けないと不調が起きやすくなります。

本連載では、kencomで人気の柔道整復師である中村雅貴さんに、それぞれ30秒で実践できて効果的なストレッチ方法を紹介いただきます。
第1回はリモートワークになってよく感じるようになったという声が多い「肩こり」を解消する簡単ストレッチをご紹介していきます。

胸と肩甲骨を動かして肩凝りを楽に!

肩こりの原因は様々ありますが、最もポピュラーなのは2つ。
1)身体の前側にある胸や腕の前面の筋肉が縮こまってしまう
2)前面の筋肉が縮こまることで引っ張られてしまい、背中の筋肉が伸びて使えずに筋力が低下している

になります。まさにデスクワークをする姿勢がその状況を作ってしまいますね。
今回ご紹介するのは30秒で簡単に出来る、胸のストレッチと肩甲骨を効率よく動かすエクササイズをご紹介していきます。

※以下は動画で紹介しているものと同内容になります。

ガチガチに固まった胸筋をほぐすストレッチ

1.壁が身体の横にくるように立つ
2.手のひらを壁につく
3.骨盤から下半身は動かないように意識しながら上半身を捻って胸の伸びを感じる
4.片面30秒行ったら反対側も同様に行う

肩甲骨がグルグル動く肩回しエクササイズ

1.小指で肩の先端(鎖骨の先端)をタッチする
2.前腕を垂直にし、床に対して90度になる様にする
3.肩にあてた腕の肘を見ながら手の小指が離れないように肩を回す
4.大きくゆっくり10回ほど回したら反対側も行う

リモートワークの合間に取り入れてゴキゲンなコンディションに!

今回紹介したストレッチとエクササイズはどちらもちょっとした隙間でできるのに、効果を体感しやすいもの。
リモート会議のアイスブレイクとして取り入れると、緊張も取れていいかもしれませんよ。

著者プロフィール

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■中村 雅貴(なかむら・まさたか)
柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び、整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メゾットを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。

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