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2020.08.11

【睡眠】夏のランニングでバテない!睡眠のポイント3つをスリープトレーナーが解説

RuntripMagazine

専門家に聞くランニング。今回は『夏バテと睡眠』について聞きました。お招きしたのは、睡眠指導や睡眠管理をしているヒラノマリさん。日本唯一と言えるアスリート専門の “スリープトレーナー” です。

夜は寝苦しく、夏バテしやすい状態の方が多くなっているようです。倦怠感や食欲減退などを起こす夏バテの原因は、自律神経の疲弊。日中、屋外でランニングして発汗、それから冷えた室内に入る等の温度差で「自律神経の繁忙期になる」と話すヒラノさん。ランナーは特に発汗量が多いので、自律神経を疲弊させやすいそうです。

就寝時の冷房の使い方が重要。ポイント3ステップを教えてくれました。

まずは、就寝1〜2時間前から寝室の壁を冷やしましょう。日中、壁や家具も熱を溜め込んでいるので、扇風機を使って冷やします。

セカンドステップは、就寝30分〜1時間前に冷房24度に設定して部屋を冷やします。

最後に、就寝時は26度を基準に室温を調整し、一晩中冷房をつけて眠るのがおすすめ。苦手な方でも、せめて「睡眠前半の4時間は利用して欲しい」とヒラノさん。風向も大事で、上向きに設定しましょう。風が体に当たっている状態だと、血管が収縮して血流が悪くなり、起床時の倦怠感の原因になるそう。

エアコンを正しく利用してしっかり睡眠をとり、自律神経の繁忙期を乗り越えましょう!

ヒラノマリさん

スリープトレーナー。日本では珍しいアスリート専門の睡眠トレーナー『スリープトレーナー』として活動。睡眠健康指導士の資格や現場経験を活かしたメソッドは、プロサッカー選手や五輪出場選手にも好評を得ている。

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記事を書いた人  Runtrip編集部

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