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2020.06.26

腰の痛みを簡単ケア!テレワークでなまった体をほぐすストレッチ【楽に歩くためのトリート講座#1】

kencom公式:柔道整復師・中村雅貴

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リモートワークが普及したり、ご家庭でも買い物を控えるなど、皆さんの外出する機会が減っているようです。すると気になってくるのが運動不足。加えて、そこからくる足腰の衰えです。

そこで本連載では、家の中で体を整え、運動効果を高めるエクササイズとトリートメントをご紹介します。紹介してくれるのは、足の専門家で柔道整復師の中村雅貴さん。

動画なので、空いている時間にぜひ一緒に動いてみましょう!

中村雅貴(なかむら・まさたか)

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柔道整復師。柔道整復師の父を持ち、自身も柔道整復師としてこれまで述べ5万人の身体を施術、身体づくりサポート。整骨院で三年間、整形外科で三年間勤め、整骨院では基礎的な身体のしくみや、リラクゼーション、テーピングの仕方を学び整形外科ではより詳しく整形外科的疾患のリハビリ方法や骨折の後療法を学ぶ。これまでの医療現場の経験を活かし、独自に「VCL/JAM」メゾットを考案。現在大手ジムでのコンサルや、スポーツトレーナーとのコラボレーションによるイベント開催、タレントによる体操本の監修等、幅広く活躍中。

運動量低下で固まった腰周り・下半身をほぐそう!

外出する機会が減ってくると、気になってくるのが腰、股関節周りの固さです。これがひどくなると下半身の筋力が低下することも。
私のところに通ってくださっている患者さんをみていると、腰周りの固さや下半身の筋力低下は、腰の違和感や痛みにつながるケースが多いようです。

ようやく緊急事態宣言が解除され、少し出歩ける環境になってきましたので、これを機会に動いて上記のような状態をすぐにでも脱したい。
その気持ちはよくわかりますが、ほんの少しだけ待ってください。まずは固まった身体をほぐし、またしっかりと動けるようにしてあげましょう。

腿前を気持ち良く伸ばす『股関節前面ストレッチ』

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長時間座った姿勢でいると常に股関節の前側の筋肉が収縮してしまい、椅子から立ち上がる際に詰まり感を感じるようになる方が多いです。

股関節の前側、脚の付け根の固さが強いと、身体が丸くなってしまう猫背の原因にもなり、腰への負担を増やしてしまいます。
歩く時の姿勢の悪さにも関係しますので、よく伸ばしていきましょう!

意外と多いおしりのコリに!『殿筋(おしり)ストレッチ』

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長時間座った姿勢をしていますと、お尻は常に圧迫され続けて、血流が悪くなり固くなっていきます。
また、お尻の筋肉のこわばりは腰痛の原因や脚のしびれの原因にもなります。

歩く際にお尻の筋肉が固くなっているとバランスが取れず、ふらつく原因にもなりますのでよく伸ばしていきましょう。

姿勢も綺麗になる『ハムストリングス・カーフストレッチ』

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太ももの裏からふくらはぎにかけての筋肉も、長時間座った姿勢をしているとこわばってきます。
ここのこわばりは骨盤に付着するので、緊張するほどに引っ張られ、腰痛の原因になります。

太もも裏からふくらはぎの緊張が強まった場合には膝が伸ばせなくなり、歩く時の膝の痛みや姿勢の悪さの要因にもなります。このストレッチで整えていきましょう!

運動を始める前こそ気持ちいいストレッチを取り入よう!

運動不足になりがちなこの時期にこそ、この3つのストレッチで腰周りを中心にほぐしていきましょう。
ほぐれた状態だと、歩幅も広くなりますし、怪我や疲れを防止することもできます。

どれも伸びが気持ち良く感じられるものなので、ぜひ運動前に習慣づけてみてください。

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