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2020.04.29

ドレッシングにもなる!ナットウキナーゼが活きる、加熱しない納豆パワーレシピ

kencom公式:管理栄養士・圓尾和紀

日本人の健康を支える食材として、度々話題となる納豆。納豆にはさまざまな健康成分が含まれていることが報告されていますが、その一つがナットウキナーゼです。

納豆はそのまま食べても良し、ほかの食材と混ぜたり火を通すなどいろんな料理がありますが、今回は納豆のパワーを最大限摂取するためのコツとおすすめのレシピをご紹介します。

ナットウキナーゼが生活習慣病予防に役立つかも!

ナットウキナーゼは酵素のひとつで、血栓を分解する効果が発見されました。これにより、食事から血栓が引き起こすさまざまな病気の予防に活用できるのではないかと期待されています。またナットウキナーゼは血栓を溶かすだけでなく、様々な生活習慣病に良い効果があるのではないかと研究が進められています。

そのナットウキナーゼですが、実は熱に弱いという弱点があるため、今回はその効果を期待して火を使わずにつくれるレシピを3つご紹介します。

納豆入りマグロとアボカドの和風ポキ丼

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材料

・ご飯 150g
・納豆 1パック(約40g)
・まぐろ刺身用(赤身) 4切れ
・アボカド 1/6個
・わさび(すりおろし) 小さじ1/2
・醤油 大さじ1
・刻み海苔 適量

作り方

1.納豆をよく混ぜる。アボカドは半分に切り種を取り除き、スライスする。まぐろは柵の場合は刺身より薄めにスライスする。
2.器にごはんを盛り、刻み海苔を散らす。その上に納豆、スライスしたアボカド、まぐろをのせ、醤油をかけてわさびを添える。

納豆とタコときゅうりのキムチ和え

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材料

・納豆 1パック(約40g)
・茹でタコ 50g
・きゅうり 20g
・キムチ 25g
・ごま油 大さじ1/2

作り方

1.納豆はよく混ぜる。茹でタコは一口大に切る。きゅうりは斜め薄切りに切り、塩をふりかけて10分ほど置いたら水気を絞る。
2.ボウルに1とキムチ、ごま油を入れて和え、器に盛る。

納豆ドレッシングのサラダ

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材料

・ひきわり納豆 10g
・醤油 小さじ1
・酢 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・煎りごま 小さじ1/2
・にんにく(すりおろし) 1g

作り方

1.材料を全てボウルに入れてよく混ぜる。

※ひきわり納豆が手に入らない場合は、普通の納豆を包丁で細かく刻む
※キャベツやレタス、トマトやブロッコリーなどの野菜、いも類、海藻、きのこ、豆腐、豚肉、鶏肉などどんなものにでも合います。ごまドレッシングを使う感覚で、お好みで好きな具材のサラダに使える

いろんな食べ方で納豆パワーを摂取しよう

加熱して食べると粘りや香りが抑えられるので、納豆パスタや納豆チャーハンなど加熱レシピが好きな方もいるかもしれません。しかし、健康効果を最大限に摂るなら非加熱がおすすめ。ちょっと一工夫するだけで健康効果はそのままにしながら美味しい食べ方をすることができます。気になるレシピからぜひお試しください。

著者プロフィール

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■圓尾和紀(まるお かずき)
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。日本の伝統食の良さを現代の生活に活かす「和ごはん」の考え方を伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

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