2020.03.11
骨盤を刺激して血液とリンパの流れを促すがっせきのポーズ【ながらヨガ#9】
あまり歩かなくなっている現代人にとって、股関節周りは硬くなりやすい部位の一つです。
今回は、ヨガのポーズの中でも股関節の柔軟性を高めるポーズとして有名ながっせきのポーズをご紹介。
腰周りから股関節が柔らかくなることで、背筋もすっと伸びるようになりますので、美しい立ち姿も身につきますよ。
柔軟性と綺麗な姿勢を手に入れるがっせきのポーズ
日頃椅子に座っている際に足を組む癖がある方がこのポーズをとると、骨盤の左右のバランスが整うと言われています。
左右差がなくなることで身体も動かしやすくなり、代謝を上げる効果も期待できます。
女性の場合は月経不順の改善や予防などにもつながるといわれていますので、日常の合間に取り入れてみるといいでしょう。
まずは動画でチェック!
【やり方】
①体育座りをして膝を両手で抱え、足をお尻に近づけておく。
②両足裏を合わせたら、両膝を左右に開く。その際、踵を股関節側に引き寄せておく。
③両手を床につけて前方に伸ばしつつ上半身を前屈させる。その姿勢のまま3呼吸ほどキープし、ゆっくり戻す。
股関節に負担がかからない程度に前屈しよう
無理に前屈を行ったり、膝を倒したりすると股関節を傷める原因になります。無理をせずにゆっくり伸ばしていきましょう。
また、硬い床の上でやるとお尻が痛くなる場合も。少し柔かいマットや薄い座布団などの上でやると心地よく伸ばせますよ。
著者プロフィール
■相楽のりこ(さがら のりこ)
タレント業を経てヨガインストラクターへ。現在は渋谷区千駄ヶ谷に『TODAY SAGARA YOGA STUDIO』をオープン。初心者でも楽しめるメソッドには定評があり、ヨガのリフレッシュ効果やパフォーマンスアップ効果を多くの人に伝えている。