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2019.11.07

【管理栄養士が解説】生理前に暴飲暴食をしたくなる理由とは?

ダイエットプラス

女性特有の悩みでもある「生理前はなぜか食べすぎてしまう」という謎。ダイエットをしている方は、この生理前に、暴飲暴食をしたくなるのを何とか防ぎたいところですよね。今回、管理栄養士が、なぜ生理前に暴飲暴食をしたくなるのかについて、詳しく説明したいと思います。

生理前に起こる体内のメカニズムとは?

代謝が悪くなる。

排卵が終わって、次の生理がくるまでを「黄体期」と言います。この黄体期になると、女性の身体は、妊娠への準備を始め、栄養分、水分、脂肪分を身体に貯めこもうとする女性独特のホルモン「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌量が増えます。この影響で、代謝が悪くなるため、むくみやすくなり、体重が増えやすくなります。

生理前に暴飲暴食をしたくなる理由とは?

理由1:高血糖になりやすいから。

先ほど説明した「プロゲステロン」ですが、分泌量が増えると、血糖値を下げないように働きがかかり、高血糖になりやすくなります。また、食欲が増加し、たくさん食べてしまいがちになります。そのため、普段よりも、たくさんのインスリンが必要となります。インスリンは、脂肪を脂肪細胞の中に取り込みやすくするので、たくさんのインスリンが出ると、太りやすくなります。

理由2:ストレスを感じやすくなるから。

プロゲステロンが増加すると、女性ホルモンである「エステロゲン(卵胞ホルモン」が減少します。このエステロゲンが減少すると、ストレスに敏感になり、イライラとしやすく、また、憂鬱にもなりやすいです。

そのため、甘いものが欲しくなったり、暴飲暴食に走りやすくなります。また、甘いものを食べると、一時的に、気持ちが落ち着くために、特に甘いものを欲しくなる方も多いと思います。

生理前に暴飲暴食を防ぐポイントとは?

ポイント1:無理なダイエットはしない。

生理前の時期は、特に情緒不安定になる上に、身体もむくみやすいので、無理なダイエットをしていても、効果が薄くなります。そのため、無理なダイエットは控えましょう。また、無理なダイエットで、ストレスもたまりやすくなり、逆に反動で、暴飲暴食につながる可能性もあります。

ポイント2:なるべく、ストレスをためないようにする。

この時期は、ただでさえストレスがたまりやすくなります。そのために、ストレスをなるべく、ためないように、ストレスを発散できる、何か自分にとって、好きなことに励むようにしましょう。また、この時期に、ダイエットの事は、あまり考えないようにしましょう。

ポイント3:睡眠を十分にとる。

睡眠不足は、ダイエットの敵です。なぜならば、睡眠不足になることで、食欲を抑えるホルモン「レプチン」が低下し、食欲を高める「グレリン」が増えることが分かっています。また、これらのホルモンが乱れることで、食欲がコントロールしにくくなり、暴飲暴食になりやすくなります。

ポイント4:よく噛んで食べる。

よく噛んで食べることで、脳にある満腹中枢に刺激がいき、少量でも満腹感を得られ、暴飲暴食を防ぐ事が出来ます。また、よく噛むことで、ストレスも軽減できるいう研究結果もあるほど、生理前こそ、いつも以上によく噛んで、食べる事に意識しましょう。

まとめ

生理前は、リラックスを心がけよう。

今回、生理前になぜ暴飲暴食したくなるにかについて説明しました。この時期は、気分的にも情緒不安定になりやすくなります。いつも、生理前にも無理なダイエットをしていた方は、この機会に、無理なダイエットはなるべく控えましょう。その代わりに、いつも以上に自分をいたわり、好きな事やリラックスできる事をして、ゆっくりと過ごしましょう。

(著者:ウィリアムズ 早苗 (管理栄養士))

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