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2019.07.01

「お金が貯まる」ストレスなしの節約術【貯蓄が2倍になる方法2】

ウーマンエキサイト

“貯まる体質になる”ためには、「貯まる人に共通する家計管理の方法をマネすればいい」こんなシンプルな考え方で、「貯蓄が2倍になる方法」を紹介してくれたのは、マネーライターでファイナンシャルプランナーの大上ミカさん。

前回は、「お金が貯まる家計管理のコツ」を教えていただきました。

今回は、「ストレスなしで日々の出費を減らすコツ」をご紹介します。

『収入が増えなくても貯蓄が2倍になる方法』より<大上 ミカ(著)、 前田 はんきち(イラスト)/リベラル社 >

参照元:https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1560478020201/

『収入が増えなくても貯蓄が2倍になる方法』より<大上 ミカ(著)、 前田 はんきち(イラスト)/リベラル社 >

■お金が貯まるコツ5:日用品は、必要以上にストックしない

シャンプーや洗剤、ペーパー類などの日用品は、「特売の日に買いだめする」という方、多いのではないでしょうか。でも、貯まる人はストックをほとんど持たず、必要な分だけを買うのだとか。

© Piman Khrutmuang - stock.adobe.com

参照元:https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1560478020201/

© Piman Khrutmuang - stock.adobe.com

<お金が貯まらない人>

▼ティッシュなどは、底値を見ると「腐らないし」とつい買ってしまう
▼単価の安い大容量や業務用パックは「買い」だと思う

<貯蓄を2倍にするコツ>

●毎月必ず使っている日用品を書き出し、1ヶ月の必要数を記入
●月に一度、不足しているものだけ購入する

ポイントは、必要な日用品のリストを作ること。貯まる人は、シャンプーや洗剤が、1ヶ月にだいたい何個必要かリストにしているのが共通点だそうです。

月に一度、在庫をチェックして、必要な分だけ買うことで出費は最小限に。お店に行く回数が減れば、特売や底値の誘惑に引っかかるリスクも減らせますね!
セールで大量購入する“得した気分”は、結局は今月分の貯蓄を減らしてしまうのです。

■お金が貯まるコツ6:食材は「使い切り」を意識する

© New Africa - stock.adobe.com

参照元:https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1560478020201/

© New Africa - stock.adobe.com

在庫があるのにうっかり同じものを買ってしまったり、使い切れずに食材をムダにしてしまったり。せっかく安く買っても、これでは節約になりません。貯まる人は、自分や家族が食べ切れる量を買い、とことん使い切りを意識することで、ムダな出費を生まないようにしているのが共通点。

<お金が貯まらない人>

▼冷蔵庫が食材でぎゅうぎゅうになっている
▼使い切れずに食材をダメにしてしまう
▼買い物に行く曜日が決まっていない

<貯蓄を2倍にするコツ>

●買い物前に在庫を確認
●冷蔵庫は定期的にカラにする
●買い物に行く日を決める

「冷蔵庫に食材が常にあふれているということは、食べる量より買う量が多い証拠。貯まる人は、定期的に冷蔵庫をカラにすることで、ムダな買いすぎを防いでいます」と大上さん。

冷蔵庫がカラになったら、3日分、1週間分など、自分が使い切りやすい量を買う。こうすれば、食べる量と買う量のバランスが自然と整って、ムダも減らせますね!

といっても仕事などで遅くなると、ついつい惣菜や外食に頼りがちに。それが食費を増やしたり、冷蔵庫に使い切れない食材がたまっていく原因になったりします。そこで大上さんは「疲れて自炊がおっくうになる前に、貯まる人がしている先手」を教えてくれました。

<貯蓄を2倍にするコツ>

●疲れて作りたくない場合
→レシピを見ないで調理できる献立にする
●夕方に献立を考えるのがおっくう
→週末に1週間分のメインだけでも決めてしまう
●野菜の皮むきから調理するのが大変
→朝食のついでに下ごしらえだけしておく

とくに、レシピを見なくても作ることができる献立をローテするのはオススメだそう。「貯まる人は作り慣れたメニューをローテ。自炊もつらくならないし、買う食材に迷わないですむ。食費も安定する秘訣だと口をそろえます」(大上さん)。

■お金が貯まるコツ7:服は、買い足すルールを決める

© PR Image Factory - stock.adobe.com

参照元:https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1560478020201/

© PR Image Factory - stock.adobe.com

冷蔵庫とクローゼットはとても似ているそう。大上さんは、「どちらも、貯まらない人はぎゅうぎゅう、貯まる人はスカスカです。洋服は、食材以上に“必要な量”が見極めにくく、単価も高い。しかも物欲に負けやすいので、注意が必要です」といいます。

<お金が貯まらない人>

▼クローゼットに、買ったけど着ていない服がいっぱいある
▼セールにはとりあえず行く
▼買って帰ったら、似たような服があることが多い

<貯蓄を2倍にするコツ>

●ワードローブの写真をスマホに撮って持ち歩く
●着ていない服は処分し、「自分の失敗」を自覚する
●持っている服を把握して、買い足す必要があるアイテムを明確にする

クローゼットを写メしておくだけでも、試着室で似たような服を持っていないかサッと確認でき、失敗を防げそうですね!

貯蓄を2倍にするためには、つらい節約や投資は必要ない。でもなんとなくお金を使ってしまったら、やっぱりお金は貯まりません。お金を貯める人がやっていることは、シンプルだけれど、とてもお金を大切に使う生活をしていることだと実感しました。

こうした家計の習慣がひとつずつ身についていけば、衣食住を大事にする基本の生活も整う。夫婦も仲良く協力態勢ができ、さらに貯蓄も貯まっていく。そんな良いことが連鎖していくと感じます。

■参考図書
『収入が増えなくても貯蓄が2倍になる方法』
(大上ミカ/著 リベラル社)
これまで1000人を超える主婦に、お金のやりくりについて取材した著者が、“めちゃ貯まる”人たち共通の「家計管理のコツ」や「生活習慣」を紹介。誰でもマネができて、効果が高い共通点だけをセレクトしているので、初心者でもすぐ実践できるマネー本。

■大上ミカさん
マネーライター、ファイナンシャルプランナー。雑誌「サンキュ!」「日経WOMAN」など多くの雑誌で、やりくりやお金に関する情報について取材・執筆中。これまでにやりくりを取材した主婦は延べ1000人以上。著書は『お金が勝手に貯まりだす暮らし』、『収入が増えなくても貯蓄が2倍になる方法』(リベラル社)。

(ウーマンエキサイト編集部)

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