伸ばして癒せ！歩いた後にやりたいクールダウンストレッチ

「歩いた後は疲れが抜けない」。それは普段なかなか使わない筋肉が硬直しているせいかもしれません。
そんな時に取り入れたいのが、ストレッチ。ストレッチはケガ予防、代謝アップ、疲労回復といいことだらけです。
トレーナーのtedさんに、歩いた後に気持ち良くクールダウンできるストレッチを教えてもらいました。

運動を始めたばかりで長い時間歩くと、太腿周りが筋肉痛になることが多いと思います。太腿周りは身体の中でも大きな筋肉なので、よく動く分疲れも溜まりやすいのです。
また、ここの可動域をしっかり広げておくと、歩幅を広く取れて運動量をアップさせることもできます。さらに寝る前に行うと、スッキリと眠れますよ。
今回は太腿を前と後ろに分けてストレッチしていきましょう！

①右足をあぐら状に、左足を後ろに曲げて座る。

②上半身を右膝側に回し、両手を右膝の上に乗せる。

③右膝に胸を寄せ、30秒キープ。左尻から左腿裏の筋肉が伸びているのを感じる。その際に背中が丸まらないように注意する。終わったら反対側も同様に。

①足を揃えてまっすぐに立つ。

②左足を膝から後ろ側に曲げて上げ、左手で左足甲を掴む。

③左手を使って左足を上に持ち上げ、左腿を右腿と平行な位置まで移動させる。

④右手を胸にあてたら、猫背になり30秒キープ。左腿前が伸びているのを感じる。バランスが崩れやすいので転倒に注意。終わったら反対足も同様に行う。

しっかりと疲れを流したいクールダウンのストレッチは、時間をかけてのんびり行うのがポイント。
焦った気持ちで伸ばそうとすると、力んでしまい逆効果です。
ゆっくりゆっくり、しっかり息をしながら繰り返してみましょう。

■Ted(テッド)
スポーツトレーナーとして、アスリートへのパフォーマンスアップを提供するかたわら、一般向けに整体、ダイエット、メンタルトレーニングなどのメソッドをプライベートで提供している。ヨガ、ピラティス、格闘技など、様々なスポーツムーブメントなどを織り交ぜた独自のレッスンは、クライアントを楽しく飽きさせずに結果に導くと好評。また、コンサルタントとして秋葉原「1/3 fitness」などさまざまなジムのコンセプトやディレクションを行うなど、フィットネス業界で幅広く活動する経営者でもある。現在パーソナルトレーニング受講者は満員のため、予約を受付中。

（取材・文／KenCoM編集部　撮影／村上タケシ　モデル／バキちゃん）