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2019.03.26

歯科医が解説!ズボラでもできるほうれい線ケア【美容賢者のMyルール vol.1】

KenCoM公式:美容ライター・夏目円

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普段、どのようなスキンケア、ヘアケア、ボディケア、食生活をされているのか気になるのが女医の先生。
美容や健康のために、プライベートで日常的に意識されていることを教えてもらう連載がスタート!
第1回目は、歯科医であり、口もとスペシャリストとしても活躍されている石井さとこ先生が登場です。

石井さとこ(いしい・さとこ)先生

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歯科医師・口もと美容スペシャリスト
歯のホワイトニングを日本で広めた第一人者であり、多くの女優、モデルの歯のホワイトニングや口もとメイクなどの指導を行なっている口もと美容のスペシャリスト。
日本歯科大学卒業。日本歯科審美学会会員。「ホワイト ホワイト デンタルクリニック」院長。
女性歯科医ならではの視点で、歯の美しさは全身の美しさにとって大切であることを提唱。美しく健康な歯を保つためのデイリーケアや食事法をレクチャーしている。

気になる前にはじめたい“口もとケア”

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加齢、生活習慣が影響。ほうれい線ができる原因とは?

ほうれい線ができる原因はいくつか考えられますが、主には3つあり、直接的な原因は加齢です。
頬のまわりの脂肪組織が衰えて下がってくると、たるみやシワが目立つようになります。
2つ目は紫外線。肌に大きなダメージを与えます。肌にハリと弾力をもたらす大切なコラーゲンが傷つけられて減少し、たるみやすくなります。
また、3つ目として日々の生活習慣にも原因があります。
会話をあまりしなかったり、よく噛まないでものを食べていたりすると、筋肉の運動量が減って口角下制筋(こうかくかせいきん)や頬骨筋(きょうこつきん)の働きが悪くなり、“への字口”(口角が下がっている口もと)になりやすくなります。
口角が下がっていると、ほうれい線ができやすくなります。

悪い姿勢でほうれい線に!?“スマホたるみ”にご用心

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主に3つの原因によってほうれい線ができるとお話しましたが、他にも気をつけてほしいのが、姿勢です。

特に注意したいのが、何気なくスマートフォンを見ているとき。猫背の姿勢で、下を向いて操作をしていませんか?
猫背や下向きの姿勢は、首まわりの筋肉を圧迫して、リンパ液の流れを悪くします。
また、血流も滞ってしまいますから、下アゴを無意識のうちに前にだして、首まわりの筋肉を引き下げているのです。
口もとの筋肉も下へ下へと引き下げられてしまいますから、ほうれい線が目立ってしまいます。

スマホはとても便利なものですから手放すわけにはいきませんが、スマホをみるときは姿勢を正して、下を向かず顔の正面に向けるようにしましょう。

ほうれい線を予防!3つの0円エクササイズ

1.ぴよぴよぷーエクササイズ

口のまわりの筋肉“口輪筋”を鍛えるエクササイズです。
小鳥が「ぴよぴよ~」とさえずるときのくちばしを真似るように、唇をキュッとすぼめます。そのまま「ぴよぴよ」と唇を上下に開けたり、閉じたりを4回繰り返します。
次に大きくふーっと深呼吸して唇の筋肉の緊張をほぐしましょう。
最後に、唇をすぼめたまま、両頬を「ぷー」とふくらませて、口輪筋をリラックスさせます。ぴよぴよ→ぷー、ぷー→ぴよぴよと交互に何回か行いましょう。

2.れろれろエクササイズ

はじめる前に、まずはご自身の舌の筋肉の状態を確かめてみましょう。
口もとをリラックスさせたとき、舌はどこにありますか?
舌の先が下の歯についている人は舌の力が弱っている可能性があります。逆に、舌の先が上の前歯の後ろの歯ぐきについているなら正しい状態で、舌の筋力がしっかりしている証拠です。

舌を鍛えることで、口を閉じたときに舌の位置が正しい状態になり、口もとの筋肉も刺激されるのですっきりします。鏡を見ながら、れーろ、れーろ、れーろと口の中で舌を動かしながら、“れろ”を10回言ってみましょう。
そのあと、口もとをリラックスさせると舌が上についていると思います。

このエクササイズは、舌の筋力をアップさせます。
どんなタイミングでも行えますから、歯を磨いた後などと決めて習慣にしましょう。

3.10秒舌まわしエクササイズ

舌の筋力アップエクササイズをもうひとつご紹介します。れろれろエクササイズと同じくらい簡単で、舌を上下の歯の表面をすべらせるようにぐるぐると回すだけです。
このエクササイズを行うことで、口のまわりを袋状に囲んでいる口輪筋がほぐされ、口角をキュッと引き上げている頬の筋肉をアップさせます。
すでにほうれい線が気になっている方にも、おすすめのエクササイズです。

口もと美人で、たるみのないフェイスラインに

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年齢のサインを感じやすいほうれい線ですが、化粧品に頼らずともできるケア法はあります。
今回ご紹介したエクササイズは、いつでもどこでも手軽にできるものばかりですが、習慣にすることが大切です。
口角がキュッと上がった口もとは表情が豊かで、とても美しく見せてくれます。
コツコツと毎日続けて、すっきりとした口もと美人を目指してくださいね!

次回は、3月28日に「正しい歯磨きの仕方」の記事が公開されます。お楽しみに!

著者プロフィール

■夏目 円(なつめ・まどか)
美容ライター。編集者を経て美容専門のライターになり、18年のキャリアをもつ。女性誌、美容誌などの雑誌、ウェブマガジンでは美容コラムも連載。20代~60代までと幅広い世代の女性に、わかりやすい美容情報を発信している。